本日は6月10日月曜日。気温15℃、曇り。

今日は厚岸(あっけし)、霧多布岬方面に行く事にした。アイヌ語でアッケキシ(牡蠣のある所)と言われ昔から牡蠣が多く取れた地域のようだ。牡蠣ラーメンが名物?。

国道44号を根室方面に向かい、まずは「厚岸水鳥観察館」へ。着いたら定休日札が。仕方なくその周辺を探索した。観光地には色々説明してくれる看板が立っているがここにもいくつか立っていた。読むと“ラムサール条約“と言う言葉が出てくる。釧路湿原や知床などの観光地でもこの言葉はよく見かけた。

調べて見るとラムサール条約は1971年2月2日にイランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択れた湿地に関する条約だそうだ。

ここ厚岸湖・別寒辺牛湿原(べかんべうし)もラムサール条約に登録されているとの事。タンチョウや冬はオオハクチョウ・オオワシの姿も見れる湿原のようだ。今日は見れなかったがカヌーで観察することも出来るとの事。

<施設内に保管されていたカヌーと看板>



次に「茶内酪農展望台(ちゃない)」に向かう。ここも厚岸から根室に向かう国道44号沿いにある。展望台は自力で

113段の階段を登らないといけない。

<茶内展望台>


足が悪い小生には少し辛いが登る事に。展望台に登ると360度草原と草を食す酪農風景。晴れていれば知床連山が見えるそうだがあいにく遠くは霞がかかっているのか良く見えない。その代わり360度ずっと続く地平線には圧倒された。

<茶内酪農展望台からの風景>


本当はビデオで360度見て欲しかった


次に「霧多布岬」に向かう。

<ここです 🟦のまるの方です>


<拡大図 ここが展望台でここから岬迄歩く>


間違えて霧多布展望台の駐車場に停めてしまったので岬ははるか遠く。

<岬は遠くに見える灯台より更に奥に有る>


健康の為歩く事に。断崖絶壁の上に杭が打たれてその横を歩く。なかなか経験できない。少しドキドキしながら風を受け断崖絶壁の景色を堪能。

<遊歩道から見た太平洋>


この遊歩道(展望台から岬迄30分程度)は新日本100選に認定されているとの事。

※浜中町の看板より


トッカリ(アザラシ)を見かけることからトッカリ岬とも呼ばれているそうだ。ラッコもいるとのことだ。アザラシのいる帆掛岩(ほかけいわ)にはアザラシの姿は見当たらなかったが海鳥はたくさんいた。

岬の突端に立って右側の海は荒々しく左側(根室方面)は比較的穏やか。左側には浜中湾がある方角だ

<霧多布岬>



海鳥がすぐ近くに・・


ここも動画だと波の音と鳥の鳴き声がリアルに聞けるのに残念!

※ラッコとアザラシの違いを調べてみました。

 両方共寒冷地で暮らす海の生物だがラッコは毛深

 くアザラシは毛が短く皮下脂肪を溜め込む事が出

 来るようになっているそうだ。

<海に浮かぶラッコの親子 霧多布湿原センタービデオ>


次は「琵琶瀬展望台」に向かう。ここは道道123号沿いにあり広大な霧多布湿原やゆるやかな弧を描きながら流れる琵琶瀬川を一望できた。反対側は太平洋。

<琵琶瀬展望台から見た湿原と琵琶瀬川>


<反対側の太平洋>


次は「霧多布湿原センター」に向かう。途中MGロードを通る。左右が霧多布湿原、湿原を縦断する2kmの道路だ。走行中車には1台も合わず2kmを走り切り到着。霧多布湿原センターは広大な湿原を一望できるの観光拠点施設。展望ホールにあるカフェで一休み。

<霧多布湿原センター>


<展望台で景色を見ながらブレンドコーヒータイム>



帰り道、急に鹿が飛び出て来た。危うく事故るところだった。

<14:15:19道道123号厚岸湖と太平洋近くの出来事>


鹿とブツからなくて良かった。帰り道に雨が降り出した。17時札幌に大雨警報が出たとニュースで言っていた。早めに引き上げて大正解。今日も一日、自然を満喫した。