僕が暮らす北陸地方も8月1日、ついに梅雨明けしました～～、パチパチパチパチ...。
例年よりちょっと遅かったけど、梅雨明けしてから晴れの天気が続いています。ついでに超暑いけど...。
さて、この夏は、やっぱりパリオリンピックの話題。連日、熱戦が繰り広げられています。感動あり、感激あり、悔しさあり...。僕は3日間かけて開会式の模様を制覇しました、もちろんF県の自宅にてですが...。超長いので制覇するのに3日、もちろん、もちろん、ちびちびやりながら...。
というわけで、やっぱりオリンピックを堪能するためにはパリへGo... といきたいところですが、英語、フランス語ともに全く理解せず、日本語も怪しい僕にとっては海外へ行くなんてとんでもない話。というわけで、パリはあきらめ、北アメリカに行ってきました、って？
いや～、梅雨明けて夜空は晴れているので、やっぱり僕の第二の心のふるさと＆聖地、F県の六呂師高原へ行くしかないでしょ...みたいな。
一昨日の夕方、会社をそそくさと退社し、心ワクワク観望の準備をして、愛馬ソリオバンディッドにまたがり、聖火を片手にセーヌ川を下って...、じゃなくて、愛車ソリオバンディッドの運転席に飛び乗り、山道をくねくね進み、聖地「六呂師高原」に到着。
馬...じゃなくて車を降りて空を見上げると、オーマイゴッド!! く、く、く、曇ってる。そ、そ、そ、そんな、あほな...。ガビーン...。でも、雲の間からちらちら星空が顔を出し、すこ～し期待感。しかも西の空は晴れていて...。でも、夏の天気、西が晴れていても雲はところどこで湧き上がっていて、いつまでも曇の予感でしたが、雲の間からちらちら見える星空に願いを込めて、望遠鏡の準備。そして、写真撮影開始。
夏の夜空と言えばやっぱり「夏の大三角形」ですよね。みなさんも一度は聞いたことあるような、ないような...、かもしれませんが、今、あなたの頭の上に見えますよ～～。「見えます、見えます、あなたの背後に霊が見えます～」ではなく「見えます、見えます、あなたの頭の上に夏の大三角形が見えます～」
というわけで、こんな感じです。
なんとな～く3つの星が見えますね～。さあ、頭の上を見上げてみましょう。後頭部を後ろに倒し、あごを前に突き出し、後ろにひっくり返らないように注意して...。
これが夏の大三角形ですね。こと座の「ベガ」わし座の「アルタイル」はくちょう座の「デネブ」が夏の夜空に輝いています。
そして、なかなか見えてこない星座ですが、この写真の中に断片の星座も含めて8個の星座が隠れてますよ～。
特に、こぎつね座はわかりにくいですね。
そして、本日のメインイベント～「北アメリカへ行ってペリカンに会ってきました!!」
さて、この中に北アメリカとペリカンが隠れています。さて、さてどこでしょーか？
「ここ、ここ、ここですよ～」（イモトアヤコさんみたいだけど...）
「見えないですよ～、見えない、見えない」
そうですね、目玉を指でゴシゴシこすっても、目薬をバケツに入れて頭からかぶっても見えないですね。目玉を超高感度眼球に入れ替えると見えるかもしれませんが、怖くてできないですね。
といわけで、光をいっぱい取り込んで、赤色が強調されるフィルター越しにカメラで見るとこんな姿が浮かびあげってきます（ブログ用に赤を強調しています。本来はもっともっと穏やかでかすかに見えるか見えないかの赤です）
白く輝く星はデネブです。そしてその下に赤く怪しげに輝いているのが北アメリカ星雲でそのすぐ上がペリカン星雲です。見えますか～。
なに～、よく分からない～...。
それでは、首をポキッと音がするまで左に90°折り曲げて見てください。見えますか～。
なに～、首が痛くて折り曲げられない～。
それでは、ご覧いただいているスマホを右に90°回転してくださ～い。見えてきましたか～。
そうですね、フロリダ半島、メキシコ湾…。そして、そこを眺めているペリカンくん。本当に上手く名前をつけたものだと感心しきり。
ちなみに、なぜ赤く光っているかというと、散光星雲といって「ガスやチリでできた星間雲が、近くや内部にある高温の明るい星の光を受けて光っているもの」（国立科学博物館HPより）とのこと。へえーって感じですね。僕も詳しいことはあまり分かりませんが、写真を加工していくうちにこうして浮き上がってくる姿は実に美しいですね。病みつきになる瞬間です。
というわけで、北アメリカへ行ってペリカンに会ってきました。みなさんもこのクソ暑い夏、夜空を見上げて宇宙の神秘を楽しんでくださいね～。
愛留様（アルンブリグ）を始めて6ヵ月目に突入しています。最近、少々おなかの具合がよろしくなく、どーなん？なんて思うこともありますが、次の診察は8月31日なので、8月はこの調子で乗り切りたいと思っています。
それでは、またお会いしましょう...。