ようやく診察室の前にたどり着いて、看護師さんが問診のため僕のところへ...。

 

看護師さん「あれ、前回の時、看護師さんとお話しされましたか? 記録に残っていないのですが...」

僕「話ししましたよ~、そんなはずないと思うんですが...」

 

僕の心❤️「なんか、今日はさらにおかしい。今、僕のいる時空(時間と空間が絡み合っている4次元の世界)はゆがんで見えるなあ~、あれっ、あそこにアインシュタインが見えるぞ~...、ウフォ、ウフォ、ウフォ...!!」

 

注)ここで昨日と今日のブログの題名にある「ウフォ、ウフォ、ウフォ...!!」が登場。なぜ「ウフォ、ウフォ、ウフォ...!!」なのか僕も良くわからないけど、たぶん、アインシュタインが見えたから、思わず「ウフォ、ウフォ、ウフォ...!!」と口走ってしまったのだと思う。

注2)アインシュタインが見えたのは僕の心❤️であって、残念ながら僕の目には見えませんでした...。

 

なんて、わけのわからないことが次から次へと起こった診察日でしたが、遂に、遂に、つい~に、僕の番号が呼ばれ、診察室の中へ...。

 

僕、トントンとドアをノックして「よろしくお願いします」から始まり、いつものように「おかわりありませんか」から~の「まったく問題ありません」から~の「今日のCTの結果をご説明します」から~の「これが1カ月前の入院直前に撮ったCTの写真です」とスムーズに進行。

僕としては、今日、病院に到着してから~の、ゆがんだ時空の中で過ごしてきたので、次の瞬間、崖から突き落とされそうな事態にならなければいいなと、僕の心❤️の底ではそんな感じで...。

 

1ヵ月ぶりに見る僕の右肺の輪切り写真、よくぞこんなに薄切りにしてくれたものだ、なんて僕の心❤️がぶつぶつ言いながら見ていると、先生がマウスのホイールをクリクリ回転させるたびにパラパラ漫画のように僕の輪切り写真は移り変わり、右肺上部のがん組織増大箇所に到着。

僕の心❤️「いや~、前見たときより大きく見えるな~。大海原に火山噴火でできた島のようにぽっかりと浮かんで見える。2㎝ぐらいはあるのかなあ。一年間お世話になったアリムタ(有夢多)様でもこのガンにはかなわなかったってことだなあ~。素人の僕でも、このガン細胞、やばいなって感じるう~~」

 

先生「そうですね、1か月前はこんな感じでした。それで、こちらが今日のCT写真です」

 

(効果音)♪パンパカパーン、パパパ、パンパカパーン♪

 

先生「ご覧の通り、きれいになくなっていますね~」

僕「おー、これはすごいですね~!!」

注3)ウフォ、ウフォ、ウフォ...!!とは言っていない

 

先生「さらに胸壁に近いところにあった、これから大きくなりそうなガン細胞もなくなっています」

僕「いやー、本当にすごいですね~。こんなにきれいになくなるとは」

先生「本当にすごいです」

僕「こんなに良く効く薬なんですね~」

先生「血液検査はCK値もアミラーゼも前回より下がっていて、薬の量は今の量が一番いいと思います」

 

というわけで、ゆがんだ時空を乗り越え、無事に診察は終了しました。前回のアルンブリグ減量も良かったみたいで、今回使い始めた分子標的薬「アルンブリグ」の偉大さを実感しています。

というわけで、この日から、アルンブリグに敬意を表して「アル様」と呼ぶことにしました。韓国ドラマではありません。

そして、無理矢理感満載ですが...

 

(効果音)♪パンパカパーン、パパパ、パンパカパーン♪

 

「愛留様」と命名します!! ウォー!!、ヒューヒュー!!、パチパチパチ...

 

この名は、アルンブリグを開発していただいた多くの方の愛を受け止め、そして、僕から肺がんと闘病されているみなさんへ愛を届けてあげられたらうれしいなあ、という思いからです。僕のところにも愛が留まり、みなさんのところにも愛が留まったらもっと嬉しいですね。是非、みなさんと共に頑張っていきましょう!!

 

前向きに生きていけばきっといいことがあるはず。悩んでも、悩んでも、前を向いていかなければ何も始まらないし、今、生きていることに感謝し、そして、楽しんでこの時を過ごしていきましょう!!

 

愛留様、いつか耐性が訪れることはわかっていますが、その日が訪れるまでよろしくお願いしますね~!!

 

ということで、2日連続のブログ更新。ウォー!!、ヒューヒュー!!、パチパチパチ...

 

次はいつ登場するかわかりませんが、その時までごきげんよう~!!