今日のお題は「やっぱりそーなるか~」です。

「やっぱりそーなる」んですね~、残念ながら...。

 

昨日、退院して初めての診察。一刻も早く退院したくて、2週間の予定を10日でなんとか、と先生にお願いして「チイ(血🩸)」も頑張って退院、パチパチパチ...

から~の1週間。

 

いつも通り、採血、レントゲン、歯科の3種混合リレー。結構混んでたけどスムーズにバトンリレー完了。僕のお世話になっている病院は、検査から検査発表!! まで結構早くて、約1時間でそろう感じです。これまで、PETやMRI、CTなども含めて「検査結果は次の時に...」なんてことは全くありませんでした。ので、昨日も約1時間で検査発表!!

 

先生「退院後、いかがでしたか?」僕「全く何もなくて良好でした。なんか、アリムタやってた時より体が軽く感じています。便秘も解消したことがあるかもしれませんね」先生「良かったです。発疹もありませんでしたか。一度拝見させてください」と僕のオッサン化した素肌をジロジロ...。「大丈夫ですね~」

 

から~のレントゲン写真鑑賞会。高級なモノクロームカメラで高原のもやを撮影したような幻想的な風景...、ではなく、オッサンの老化した体の中を撮った写真...。

先生「これが前回の写真です。この辺りにがん細胞があります」うんうん、これこれ、結構大きく見えるな~。アリムタが敗れた痕跡だよなあ~、なんて心の中で...。

先生「これが今日の写真です。がん細胞が小さくなっていますね~」おお、ホントに、ホントに、超小さくなっている。僕「いや~、2週間でこんなに小さくなるんですか~。すごく効いてるんですね~」先生「やっぱり強い薬なので...」

いやいや、こりゃ~うれしい気分、というのはここまでで...。

 

先生「それで、今日の採血結果ですが、やっぱり副作用が出ていますね~。このCK値、クレアチンキナーゼは筋肉に影響が出ると高くなるのですが、基準値を超えていてグレード1の状況です。そして、このリパーゼとアミラーゼは膵臓への影響が出ると高くなり、基準値を大きく超えていてグレード2の状況です。このまま薬を服用するとさらに影響が大きくなることが想定されますので、減薬が必要ですね。最初の1週間は90mgでスタートして2週目からは180mgでしたが、明日からは120mgでいきましょう」

ということに。ちょっとがっくり...。「やっぱりそーなるか~」ですね。「やっぱりそーなる」んですね~、残念ながら...。

先生曰く、外国人と比べると日本人は体格が小さいので副作用が大きく出ることも考えられるとのこと。まあ、世界共通の薬なので、そーかもしれませんね~。

 

さて、ここでさらに問題が...。なんと、ふたたび薬切れ問題発覚。なっていったってALKの患者さんは少なく、そのうちアルブリングを服用している人は超少ないらしく、前回の入院で90mgの在庫がなく30mgを3個で代用なんてことがありましたが、その後、なんと「僕だけのため」に90mgを発注していただきました。そして、今回120mgの服用ということで90mgの在庫はあったのだけど、なんとなんと、30mgの在庫がないということに...。そういえば、入院中に飲んじゃったしな~なんて...。アルンブリグ飲みすぎ注意...じゃないけど...。

で、2週間の服用期間で30mgが3個足りないということが確認されて、入荷次第郵送していただけることに。本当にありがたい話です。感謝です。

 

というわけで、アルンブリグのおかげで、主要な目的のがん細胞縮小は果たせましたが、副作用発症ということで、なんとも、嬉し悲しい状況です。次回はまた2週間後にCT撮影で再確認になりました。そして、主治医がまたもや大学に戻るとのことで2年連続の交代。ちょっと残念ですね。やっといい方向に進みかけたので、本当であればもう少しお願いしたいところですが...。本当に残念です...。

 

というわけのというわけで「やっぱりそーなるか~」の話でした。がん患者、あるあるかもしれませんね。僕もこれからこの繰り返しになるのかもしれないです。

 

3月も中盤戦、くそ寒くて、くそ忙しくて、病気になっている場合じゃありませんが、何とか乗り切りますよ~。

頑張っていきましょう!!