さて、明日から入院。「ウキウキ」しているわけがなく「ショボショボ」しているわけでもなく、不安90%、期待10%の気分。期待の10%は、新しい抗がん剤が効いてくれることを祈って...。不安の90%は、昨年1月の最初の抗がん剤治療を思い出して...。

 

昨年1月、肺がんの摘出手術から抗がん剤治療に移行する時、その時の主治医から「抗がん剤を始めるときは最低2週間の入院が必要です」とお聞きして、あからさまに「そんなん必要なのかなあ~」なんていう表情を浮かべていたことを思い出しています。もちろん口には出していませんが、心と顔はきっとそんな感じだったと思います。なんつったって生まれてこのかた50数年、薬で異常が出たこと一回もないこの健康優良児の僕にとっては、抗がん剤なんてどうってことないよね~~~~なんて、心の片隅にあったような気がしています。

 

で、抗がん剤治療でいやいや入院して2日目からアレセンサをゴクリ。「おー、この薬、美味い」わけはなく「なあんだ、普通のカプセルの薬かあ」なんて思っていたけど、看護師さん「この薬、劇薬なので素手で触らずにコップに入れて飲んでください」みないな。「えー、口に入ったら粘膜に直接触れるのに~」なんて思ったこと覚えています。

 

さて、こんな悠長な話はここまで。その翌日にシャワーを浴びて鏡見たら、なんとなく僕の薄い胸板が少し赤みを帯びているような....。この後の話は以前させていただきましたので、昔のブログご覧くださいね~。最初は僕のアレセンサに対する期待が感じられます。

 

 

で、何が言いたいかって、抗がん剤は怖い、です。僕の抗がん剤に対する認識が超甘かったということですね。主治医曰く「やっぱり入院は必要でしょう」と僕の顔の表情と心を読みとっていました。背筋がゾクゾク...。

 

アレセンサに敗退して、次のアリムタはカプセルの服用ではなく「ザ・抗がん剤」を思わせる点滴。と、と、と、とても緊張しました。打つ前から気持ち悪くなってゲ○吐きそうに...。アレセンサの時のようにやばい副作用出たらどうしよう、なんて。でも、幸いにも、目に見える副作用は、便秘、鼻血、口内炎といった軽微な感じでしたが、肝機能障害はちょっと影響が大きくて、抗がん剤の間隔は3週間に1回のところ4週間に1回になって、肝機能を回復させる薬を飲み続けて、なんとか今に至っています。

 

さて、明日入院して、明後日からはいよいよ新しい抗がん剤追加。これまではアリムタ単剤でしたが、アバスチン追加。いろいろ検索しました。アバスチンは「血管新生阻害剤」とのことで、ガン細胞が血管を作るように命じる作用を阻害する分子標的薬とのこと。アレセンサも分子標的薬だったので、僕には相性が悪いかも、なんて不安もちょこっとあります。さらにアリムタの投与時間は約10分間で終了でしたが、アバスチンの初めての投与時間は90分だとか。あ~~、嫌だなあ、90分も針刺しの刑は...、なんて。アリムタと吐き気止めを加えたら約2時間ですね。あ~~、最悪だなあ~~、なんて、なんて。

でも、次に進まないとどうしようもないので頑張ってきますね~。これまでさぼってきたブログもちょくちょく更新しますね。お楽しみに~、なんて言ってる場合じゃなく、やっぱり超不安ですね。またゲ○吐きそうになったらどうしよう...。

 

さてさて、ちょっと前からうるさく言ってきたホームページ公開、明日から僕の私生活は制限されて、ホームページをいじることもできなくなるので公開しま~~~~~すね~~~~。パチパチパチパチ....、ドンドンドンドン....、ピーヒャラピーヒャラ....。

ホームページの名前は、「Native Plants in Fukui」です。福井に自生する植物を集めてみました(自生していない植物もちょこちょこ含まれていますが...)。

 

下記のリンクからどうぞ。

 

Native Plants in Fukui

 

広告は一切含まれていませんのでご安心くださいね。内容は図鑑みたいで全く面白くないですが、写真を楽しんでいただければ嬉しいですね。名前と写真が違うものがありましたら遠慮なく教えてくださいね。もっといろいろ勉強してみたいと思っています。

 

というわけで、娑婆の生活、いったん終了です。明日朝はいつもより早く出社して、仕事の段取りした後、病院に収監されてきま~す。さらばじゃ~~....。