というわけで、直島での「かぼちゃ」「地中美術館」巡りも終了。他に訪れたい施設はいろいろありましたが、1日では到底回り切れないので、次回の楽しみに取っておきます。

 

さて、港までバスで戻って、港なのに「道の駅」という施設で海苔と塩ドーナツ、塩キャラメルなどなどを購入して、帰りはフェリーで高松港へ。海に囲まれた島なのでお土産の主力は「塩」。理に適っていますね、塩は島のまわりにいくらでもある資源なので。

フェリーは高速船とは違ってゆったりと進みます。高松までの所要時間は約50分。高速船の2倍近くかかりますが、船旅はフェリーの方が圧倒的にいいです。旅してるなあなんて感じ。




で、高松港に到着して、帰りのJRの時間までの間に、そう、これを食べないと。「うどん」。高松に来て「うどん」を食べないなんてありえな~い、ですよね。で、もうすぐ高松とお別れするこのタイミングで「うどん」を食することに。いやいや、実は2日目の朝に「うどん」を食べる予定でした。

朝、7時30分にホテルを出発して、7時50分にお目当ての駅前のうどん店に到着。と思ったら、なんと、こんな時間にお店からはみ出た行列が!! どーゆーこと? まだ朝8時前なのに、どーゆーこと? みたいな。F県からやってきた身としては、こんな光景は信じられませんでした。そもそも、お店、まだ閉まっているかもしれんなあ~、なんて悠長に考えていた自分の脳みそが恥ずかしくなりました。高松の朝は、やっぱり「うどん」から始まるんだなあ~、と。勉強になりました。というわけで、その朝は駅構内でおいしそうなパン屋さんを見つけ、テイクアウトして、港で船や鳥を眺めながらの朝食となりました。これはこれでOK。

 

というわけで、すべての旅程を終えた最後に「うどん」。さすがに昼の4時ごろはお店空いていました。で、食べたメニューは「徳島県産すだちぶっかけ肉うどん 大」。香川だけど徳島県産という「四国連合」を感じます。出てきたうどんは、麺つやつや、出汁しっかり味、ショウガとねぎと天かすをぶっかけて、ずるずると飲むように...。コシしっかり、もちもち...。最近、丸亀製麺なるものが全国に展開していて、どこでも高松のうどんを食べることができる時代ですが、でも、さすがにご当地で食する「うどん」は格別でした。あっというまに、大盛のうどんがズルズルとのどを通過して胃袋の中に。まあ、美味し~い。これが本当の高松の「うどん」だ~。

 

というわけで、すべての予定終了。2日間、四国と瀬戸内海を満喫しました。

 

そうそう、僕は、いつ命がなくなってもおかしくない肺がんステージ4。でも、この2日間はほぼ忘れていました。こんな素晴らしい時間、またいつか出会えたらいいなと心から感じました。

 

そして、ありがとう、子供たち!!

 

というわけで、四国旅の話はこの辺にします。

 

これからも長生きをして、また楽しい旅に出たいなと改めて思いました。

 

抗がん剤もがんばりまっせ~!!