一昨日は、1ヵ月ぶりの診察日。検尿、採血、レントゲン、頭部MRIのメニュー。

 

まずは、採血。病院の駐車場に到着したら「なんか空いてるなあ」なんて感じていたけど、採血受付にいったら、何と5分待ち。この病院に通い始めてからの新記録樹立。検尿が終わったらすぐ呼ばれて、チクリ。今日の採血は1発OK。よしよし、いいスタートを切れたぞ~~。

 

お次は、レントゲン。放射線科の受付が終わったらすぐ呼ばれて、こちらも待ち時間新記録樹立。パリオリンピック参加標準記録はとっくにクリアしているので、オリンピック出場決定!! 競技種目は、検査待ち時間競技...。

 

と、9時予約のMRIに間に合うかなあ~なんて思っていたけど、余裕でMRI窓口へ。しばらく待ってMRI室へ。今日は腎臓機能低下のため造影剤抜きなので、少し心の余裕があって、なぜかあの工事現場の騒音は遠くで聞こえている感じ。少し心地良かったみたいな...。まあ、慣れもあるかもしれません。

 

で、あとは修行の待ち時間、約2時間。座禅を組んで瞑想に浸るのもいいけど、この日は電子ブックで伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」を熟読。伊坂さんの小説はこれで6冊目。小説にのめり込んでいたら、2時間もあっという間に過ぎて、診察。

 

肺がんステージ4の1ヵ月ぶりの診察、やっぱりドキドキします。肺がん=転移といっても過言ではない病、そして半年ぶりのMRI...。そしてスイゾウ隊長との相性いまいちの愛留様(アルンブリグ)...。悩みは尽きませんが...。

 

結果は、今のところ、転移もなくがん細胞の増大もなく落ち着いている状況でした。ただ、やっぱりアミラーゼの数値が少し上昇してグレード2前半とのこと。グレード2まではアルンブリグを使えるとのことで、継続となりました。頑張れ、スイゾウ隊長!! 愛留様(アルンブリグ)!!

次は、1か月後。1か月後といえばもう7月下旬。梅雨も明けて夏真っ盛りでしょうね。

 

で、夏といえば、この花ですよね。ヒマワリ? アサガオ?...。

でも僕は、夏といえばこの花ですね。

 

そうそう、ツユクサ。うづグじ~~!! ブルーの花びらに黄色の雄しべ。なが~く伸びているのも雄しべとのこと。雄しべ6本に対して雌しべ1本。この花、露(ツユ)が降りているときだけ咲いているのでツユクサと名付けられたとか。なので、この写真の花も一日、いやいや半日の命。命の神秘さを感じますね。

しかし、じっと見ていると、青い花びらが象さんの耳のように、長い雄しべが象さんの鼻のようにも見えてきて、ますます愛着が沸いてきます。林の中の象さん、そういえば伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」には動物園が出てきたりして、ちょっと妄想被り...。

 

そしてもうひとつ、こちらです。

 

なんとも不思議な形とおいしそうな色合い。初めて見たのですが、ヤエムグラの実です。ヤエムグラなんて聞いたことないと思いますが、まあ、どこにでも茂っている雑草、って、雑草はかわいそうだけど、あまり気に留めることのない野草です。でもこうして実を眺めていると、タマちゃんがふたつくっついて、なんとも愛嬌があります。そして淡いピンクの色...。撮影した場所は、道路の際の草むら。ありふれた場所ですが、ここにも自然の不思議さが宿っていました。やっぱり自然は素晴らしい~!!

 

というわけで、1か月後の次の診察日まで、自然の不思議さをいろいろ体験していきたいと思っています。

 

それじゃ、またお会いしましょう...。