といいながら、私は美容家でもないのですが、
今日はちょっとした、ハッとしたことがありました。



今日は、お天気がよくて洗濯日和でした。



外に出て、太陽を浴びながら
もくもくと洗濯物を干している自分の姿が、
窓ガラスに映りました。



うわ”っ、また私ったら、
下唇を強く噛みしめているじゃないの!



私は、下唇を噛むクセがたまに出ます。
だから、唇が荒れやすくてボロボロ。
そして、あごには梅干しジワっぽいのが
薄っすらと出現・・・。

ぎょっとしました。



* * *

昔、都心にあるメイクアップスクールに
通っていたころの話。



そこのメイクアップスクールでは、
メイクのテクニックの前に、まず顔にムダな力が
入らないように習慣づけることを学びました。

顔にムダな力が入っていない状態が、
最も美しい調和のとれた顔



つねに顔のどこかに力が入ってしまうと、
その表情が顔に形状記憶されてしまって
本来の美しさが発揮されないと説きます。



力が入ったところの筋肉が硬くなったり、
シワが入ったりするから、怖かったり、
疲れたり、老けた印象になるのです。



いくら高額な基礎化粧品でお手入れして
流行りのメイクアップ用品で
キレイにお化粧しても、
これではもったいないことになってしまう。



顔に力が入ってしまうのは
女性だけではもちろんなくて、
男性の方が、社会や組織の荒波にもまれる中で、
体にも顔にも力が入っている。




TVで見る芸能人や
忙しいビジネスマンなど、
力の入ったお顔をよくお見掛けします。



* * *

私のように下唇を噛む人の心理状態って、
辛いこと、泣きたいこと、言いたいことを
自分の中でがんばって
押さえ込んでいるようです。



自分では、
そんな風には感じていないけれど、
無意識にホンネを押さえ込んで
いるかもしれない。


前よりはずいぶんマシになったんだけどな。


顔は、口ほどにものを言う



鏡で顔の状態を見れば、
自分が幸せかどうかって一発でわかっちゃう。



ふだんから、なにかをガマンしている人は、
口に力が入っています。
数年前、人気絶頂期に亡くなった某女優さん
食いしばりの表情を目にしたことがあります。



また、つねに不安や不満を抱えている人は、
眉間に力が入っています。



私は、口と眉間に力が入りやすくて、
ときどき深くシワが刻まれてしまうことも・・・。
気づいたときは、急いでクリームで
ぬりぬりしてマッサージします(笑)。



でも、それだけでは、
まだ顔の筋肉が硬いままです・・・。



そんなとき、カウンセラーの友だちに
教えてもらったこと。



労いの言葉を自分にかけてあげると
心が緩むよーと教えてくれました。



そして、心が緩むと顔も緩むというわけです。



その労いの言葉とは、

いつも、がんばってるよね私
いつも、ありがとね

です。



そんなことで?
と思いましたが、取り合えず心の中で唱えます。



でも、心の中で唱えるだけではダメみたい。

ちゃんと言葉に出していうことが重要。


めんどくさくても、
実際にやってみると、雲泥の差。



数回か声に出して言ってみると
涙がにじんでくるんです。
まっ、だんだん年を取ると涙腺が緩くなっている
ってこともありますが、



でもそれを差っ引いても、
心だけでなく、顔の緊張がちょっとずつ緩んでくるんです。



改めて、自分で自分を認めてあげる
自分をちゃんと労ってあげることって
大事だなーと気づきました。



だから、顔を洗ったり、クリームやオイル
を塗ったりするときは、


若返りの呪文

いつも、がんばってるよね私
いつも、ありがとね



と、言ってあげるようにしたい。
誰も言ってくれない場合は、と・く・に!



若さや美しさを追求する前に、
顔のどこにも力が入っていないハッピーな顔😊
でいたい ♪



そんな風に感じた、天皇誕生日の休日でした。