又山へ行ってきました。

案の定、網を被せて於いたのに、ササユリは 網の中に手を入れて、球根ごと掘られ、持ってかれました。

我敷地のササユリも、笹の中に紛れて生えていたにも拘わらず、数本抜かれてました。

ショックと言うより、もはや何をやっても駄目だという、諦めしか無いですね。笑


昨年は坐骨神経痛で動けず、山に行っても、何も為ませんでしたが、今年は体調も良く、道路の草刈りを刈払機で為てました。

其処へ、お隣の管理を為ているらしい方が通り、声を掛けたのですが、誰だか?分かりません。怪訝な顔をすると、その人は「もう4回も会ってるから、いい加減覚えてよ。私はあんたに泥棒呼ばわりされた。」

あっ、数年前のあの時事かとは、何となく思い出しました。

数年前、幌を被ったトラックから降りた人が、我所有地に入り込み、何か植物を採っていたので、それを見た私は、「ちょっと何為ているの?」と声を掛けたら、その人は直ぐ車に戻り、逃げようと為たので、「泥棒!」と

叫びました。あの時の人だったのだと思い出しました。

その当時は、逃げて行く後姿しか見えず、顔は見ていません。

確かその人は頭にタオルを巻いていました。其れしか記憶に無いですね。此処、泥棒さんとても多いですから、其れは数年前の事で、その泥棒騒ぎは忘れてました。


話を少し聞くと、我が家以外の2軒のお宅の管理をしているようです。私は「あなたが管理をされてたのに、○○さん別荘は泥棒にはいられたよね。」相手は一瞬顔を強張らせました。更に私は意地悪く「私達はここの道路の草刈りをしても 、1円も貰ったことが無いから、あなた良いよね。報酬貰って!この道路のオーナーにここもあなたが草刈りをやるように 言っといてよね!」

相手は「それは・・・・・」


その内、相手は「泥棒」と言われた事が今でも忘れられないと言いました。

更に「あんたの小屋を作った大工に、工事屋を紹介した、重機を貸してやったのは私だ。」

その話、初めて聞きました。

爺様が「その時のお金は未払いなのか?」と聴いたら、「全て貰ってる。」とのことでした。

其れなら私達が大工さんに払ったお金が、相手に行ってるなら、私達はその人の又客なのに?何が言いたいのか?

自分が何を為たのか忘れて、泥棒呼ばわりされた事だけは覚えているようです。笑

 いろいろ話している内に、相手が「いくつに見える?」と聞いたので、「28才」と爺様が答えたところ、こんどは「馬鹿にするな!」と怒り出しました。

あらあら冗談も通じない人。

爺様は、ストーブで札束燃やす?人ですから、冗談は何時ものこと。相手は「60位に見えると常識的に言えよ。」とおかんむりです。アッこの人、60代だと知りました。それにしては、年相応のユトリを感じられません?


鬱陶しくなってきたので、最後に私が、「泥棒って言って申し訳なかったね。」大人ですから、頭を下げたら、相手は「泥棒騒ぎは忘れることにする。」だそうです。繰り返しますが、泥棒と言われたことだけが覚えていて

何をして言われたか、記憶に御座いませんとは政治家と一緒。笑


前回山に無断で入って来た人に爺様が「今は無断で入ったら、泥棒に間違えられるよ。」と言ったら、侵入者は「まだ何も採ってないわ!」と言いました。その言葉、此から採るつもりかなと思い、笑えました。


普通、他人の敷地に侵入するだけでも犯罪に、更に物を取っても犯罪です。しかし、この当地では、他人の土地に侵入して、植物や山菜を採っても犯罪とは思わない、何とも理解し難いです。

街の普通の常識は此処では、通用しません。

治外法権?外国か?


こんな騒ぎの後、道路の草刈りは全て完了しました。

草刈りをして、報酬を欲しいとは思いません。

草を刈らないとイノシシや熊が潜みやすく、正直恐いから道路を奇麗にしているだけです。