全豪オープン男子シングルス決勝
ジョコビッチ 6-4,4-6,2-6,6-3,6-4 ティーム
まずは、森林火災による空気汚染で開催そのものが危ぶまれた全豪オープンが
無事に閉幕を迎えたことは、主催者・大会関係者の尽力があってこそ。
そのことに、テニスファンとして感謝したいと思います。
さて、男子決勝ですが、全豪決勝では初めて先に2セットを取られることになった
ジョコビッチ。3-4の15-30から2ポイント連続でタイムバイオレーションを取られ、
変な紛れが加わってブレークされ第3セットを落とすことになました。
ライスコ観戦だったので、Twitterの情報が頼りでしたが、トレーナーを呼んだり
フィジカル的にも問題を抱えていたようでした。ジョコ陣営に嫌な空気が…。
しかし、ジョコはここからが強かった。
ティームの数少ない隙を逃さず、第4、5セットを1ブレークずつもぎ取っての逆転勝ち。
全豪8度目、グランドスラム通算17度目の戴冠となりました。
フェデラー20回、ナダル19回と、3人合わせて56回ですか…。
14年もの間、この3人で独占したのと同じになりますね(苦笑)
ジョコが第4第5セットで見せた底力みたいなものは、他とは比べられようのない
場数を踏んだことによる経験の結晶みたいなものなのかもしれません。
こうした「経験」を持ち合わせているのは、他にフェデラーとナダルぐらいしかいません。
マレーやワウリンカでさえも一歩譲るでしょう。
そんなバケモノ3人がよくもまあ同時期に同居したもんだ(笑)
最後に、車椅子の部では日本勢アベック優勝でしたね。
国枝・上地ともに自国でのパラリンピックに向けてきっちり調整出来ているようです。
さすがです。
ご清聴ありがとうございました。