錦織圭 4-6,6-2,6-1 ベルディヒ
今の住居がBS環境にないため、某アカウントのツイキャスにお邪魔して、その実況を元にどんな試合展開かをイメージしていました。
錦織×ベルディヒの対戦成績は錦織の4勝1敗(唯一の敗戦が6年前のモンテカルロ)。
ここだけを見れば、錦織がノーシードまで落ちてもベルディヒには勝てるだろう、と言いたくなるのですが、何せ病み上がり、調子が上がらないまま対戦して勝てるほどベルディヒは甘くはありません。
最初の数ゲームは、状態がまだ上がらないのかと言いたくなるような印象でした。特にフォアハンドは自信なさげに打っているとのこと。第1セット一度ブレークバックしたものの結局落とし4-6。
第2セット錦織の4-2としたところで、ちょっとしたハプニングが起こりました。ベルディヒさんの名誉のために内容は伏せますが、ネット上でネタにされている「あれ」です(笑)
「あれ」以降、僅か1ゲームしか落とさずの完勝でした。「あれ」でベルディヒが気落ちしたとは思いませんが、錦織がギアを上げたらベルディヒがついていけなくなったのかな、と。
やっぱり相性ってあるんだねえ
これが私の感想。藤浪が松山にホームランをボコボコ打たれるのと一緒です。タイミングやリズムが合ってしまうともうお手上げという状態です。
フォアハンドのウィナーがほとんどなかったようでして、そういう意味では状態がまだ戻ってないと言えますが、相性のいい相手ということも手伝って逆転勝ちできました。
なにより復帰後TOP50の選手に初めて勝ったというのが大きい。大きな一歩を踏み出せたと言えるのではないでしょうか。あとは(まだ時間がかかるかもしれませんが)フォアハンドの調子が戻れば。
ご清聴ありがとうございました。