杵勝会の先輩でお世話になっている
勝松さんが初めてリサイタルを開催されました。

今回の出し物は『四季の里』『三曲糸の調』『安達ヶ原』。
『四季の里』『安達ヶ原』は杵勝ゆかりの曲で
『安達ヶ原』は『舟弁慶』『虎狩』とともに杵勝三伝、
『四季の里』も『両国八景』『浮世一休』とともに
杵勝の女流三伝と言われている曲で杵勝ではよく演奏されます。
ちなみに、今月の開催される「藝の真髄」の舞台でもかかる演目。

特に印象に残ったのは『三曲糸の調』
勝松さんというと、粋で優美な三味線が魅力的ですが
センスのよい人柄そのものが表れているように感じました。
長龍郎さんとの掛け合いも程良く、やわらかな女性の曲線美のような雰囲気を感じました。

三味線と和を楽しむくらし

空気のようなやわらかい撥捌きに感動。