歌舞伎座初日に行ってきました。
ご存じのように来年改築があるので
今年から来年にかけて『さよなら公演』が開催されてます。
慣れ親しんだ桃山風の建物が無くなるのは寂しいですねー。
観劇したのは夜の部。
菊五郎の十郎・吉右衛門の五郎・幸四郎の工藤で『曽我の対面』
歌舞伎初心者のダンナはイヤホンガイドを借りているのですが
この演目は筋を考えてはいけないと解説してたそう
歌舞伎の曽我物とか義経関係とかは確かに解説しにくいかもしれないけど
とりあえず幹部連中の顔見世でお正月らしくのんびりしてました。
勘三郎の『鏡獅子』
ライブで見たのは10年ぶりぐらいでしょうか。
若い時に比べると余計な動きが削ぎ落とされてきた感じがしました、とくに弥生。
丁寧には踊ってるんだけど、抜くところは抜いてるっていうか。
なんか先代の踊りに似てきたな~。
後ジテの毛振りも合方一杯で、最近はこんなもんなんでしょうか。
それとも調子が悪いのかなぁ??
ダンナにアクロバティックな毛振り見せたかったのに残念でした。
勘三郎・玉三郎で『鰯売り』
毎度馬鹿馬鹿しいお話でした。
玉三郎がマジメにやってるのが見所でしょうか。
ロビーでは知り合いの方々にお目にかかりご挨拶。
お正月だけあってロビーも晴れ着の方が目立ちました。
振り袖の人もいたよ[emoji:e-451]気合い入ってますね~
私は黒の絞りの小紋しました。
これも子供時代の着物ですが、まだまだ頑張って着てます。
ダンナも楽しんでくれたみたいだし
『さよなら公演』はあと2~3回は行きたいと思ってます。
名残惜しいよん、歌舞伎座。
★★★長唄三味線 杵屋勝くに緒★★★
長唄三味線教室のホームページはこちら
お問い合せのメールはこちら