地元湘南にのみやにて
伝統芸能のイベントが催されました。

この『藝づくし 東海道五十三次』は
東海道の宿場にゆかりのある
伝統芸能の演目をリレーで繋いで行きながら
二宮の町から伝統芸能の啓蒙をしていこうという趣旨で
二宮の生涯教育センター・ラディアンで開催され今年で7回目を迎えています。
神奈川の片隅の小さな町ですが、色んなジャンルで一線で活躍している方たちがみえています。
私も地元ということで、第1回の日本橋と第5回の吉田宿に出演させていただきました

今年は雅楽、落語、日舞、長唄、琵琶と笛、端唄。。。
古典芸能目白押し
ボリュームたっぷり堪能しました。

とはいえ、お目当ては長唄は伝の会の三味線ライブ
初心者にも分かりやすく、
また学校の講演も数多く好評を得ていらっしゃるので
とても興味深く拝見しました。
まずは鏡獅子の胡蝶で幕開き、そして拍子舞のギッチョ。
MCも軽やかに弾みます。
今回は『うちあわせ』のテクニックを盛り込んだメニューですってことで
スガガキ中心に廓の情景をメドレーで。
そして最後は「鮭の川上り」をイメージした創作曲で力強く締めました。
時間の制約があるためか、あっさりとした感じでした。
もっとMCもバンバン入れて合方の説明なんかも聞きたかったなぁって感じです。
しかし、伝の会の人気の秘訣は
なんといっても邦寿さんと鉄九郎さんのMCが楽しいことじゃないでしょうか?
黒紋付きという正装でマジメな顔で三味線を弾いている人が
漫才よろしくツッコミとボケをかます。。。お2人のキャラクターですねー。

五十三次の方は今回岡崎から四日市まで。
京都まではあと2回ほどで到着するようです。
企画しているボランティアの方は京都まで行ったら
帰りは中山道で帰ろうかっと密かに目論んでいらっしゃるみたい
目論みどおり、二宮発の伝統芸能の会がいつまでも続いてほしいです。