もう直ぐ秋分の日ですが、

パリの朝夕はすっかり寒くなって、

上着やスカーフが必要な季節になりました。

でも、午後は、26度ぐらいまで上がって、暑いくらいです。

 

 

今日は、

フランス全体で大規模なストの日 (journée de mobilisation nationale) です。

 

mobilisation は、「動員」と訳されますが、

ウィキペディアには、

「戦争に備えて軍隊や物資を集める行為、また、一般的に危機に際するプロフェッショナルを育成すること」

とあります。

初めてこの言葉が用いられたのは、

1850年-1860年のプロシア戦に備えた時でした。

 

21世紀には、グローバル化と市民の様々な社会問題への参加によって、

「動員」という言葉が適用される範囲が変化して、

大規模なストやデモを行うことを言う言葉になりました。

 

 

今回のストは、政府の予算方針や年金制度の改悪に抗議するためです。

 

ストをするのは、何時もの公務員、公共交通機関や学校などの他に、

今回は、薬局も行っています。

政府の政策変更により多くの薬局が廃業に追い込まれることになる、

ということに抗議しています。

「grève」とは、ストのことです。

 

 

 

ストをしない (しても何にもならない) 一般の人々にとっては、

今日も通常生活の日で、働きに行かなければならないので、

交通機関のストは迷惑千万な話ではあるのですが、

フランス人の大半の人は、ストに好意的な意見を寄せます。

誰かが政府に講義をしないと、改悪ばかりされるので、

自分達の代わりにデモをしてくれていると考えるのでしょうか。

 

 

今日のパリのメトロのストは、

朝夕のラッシュ時の6時30分~9時30分と16時30分~19時30分は、

通常と変わらないぐらいの運航をしますが、

その他の時間は、線によって (労働組合によって)、

全く動いていない線や、3本に1本、5本に1本動いている線などがあります。

 

 

 

 

フランスのデモは、勿論、「○○反対!」などの掛け声もしますが、

音楽を流したり、歌を唄ったりと、

どちらかと言うと、楽しい雰囲気です。