第六回熱海怪獣映画祭で、1925年上映の無声映画の恐竜映画、「ロスト・ワールド」を観に行ってきました~!
これ、活弁士の方が演じてるらしくて、初活弁を見られると思って、わくわくさんで行ってきましたよ!!!
熱海、2~3時間で着くんだねぇ!
熱海芸技見番ってとこでやってて、パイプ椅子に座布団席があったよ。
私は、椅子の最前列の真ん中で観てた。
がぶりよりの座布団席にも数人座ってたよ。

「ロスト・ワールド」を無事観られたので、同じく無声映画の「月世界旅行」もいつか観られたらいいなぁと思いました。

最後に質疑応答があったんだけど、活弁と伴奏の人は、どのくらい練習してるんですか?という質問に、伴奏の人は楽譜がなくて完全アドリブだし、活弁もその場の雰囲気やお客さんの盛り上がりに乗じて、より台詞を足したり、逆に、音楽で魅せられる時には台詞を会えて話さなかったりするから、前もって打ち合わせはするものの、合わせ練習はしてないんだって。
面白いねぇ。


<感想>

白黒無声洋画ですわ~!!
わくわく!!

約100年前の特撮の原点とも言える作品なんだって。
怪獣映画祭なのに恐竜ものなのは、監督繋がりらしい?

面白かったよ~!!
ストーリーも結構面白かったし、恐竜がつぶらな瞳でかわいかった。
結構たくさん恐竜出てきてたよ。
崖にかけた丸太橋をブロントザウルスに落とされたり、ブロントザウルスやトリケラトプスがティラノサウルスと戦ってたり。
ティラノサウルスがブロントザウルスの背中に乗っかって襲ってるのとか面白かった。
火山が噴火して恐ろしい一夜になってるとことか、恐竜が逃げ惑ってて面白かった。

人間サイドの関係もドロドロした愛憎劇が始まりそうで始まらなかったよ。

崖から落ちたブロントザウルスを、ニューヨーク?に連れて帰るんだけど、逃げられて暴れて、川に落ちて泳いで帰るとことか、なかなか迫力があってよかったよ。

謎の類人猿が、やたら人間ぽくて怖かった。

昆虫博士がコメディ担当でよく笑いが起きてました。
あの人、面白いわー。

活弁士の人の説明や声当てなど、なかなかよかったよ。
登場人物たくさんいるのに、ちゃんと演じ分けてるんだよね。
そういや、最初は画面上に台詞みたいなのが多かったけど、中盤から台詞の場面はほとんどなかったような気がするなぁ。
気のせいかな?


あれもクレイアニメって言っていいのかな?
結構滑らかに恐竜が動いてて、あれはすごいわ・・・面白いわ・・・。

無声映画って本来は、音楽と合わせて見るものらしいね。
日本には活弁があるけど、海外は、音楽だけだって言ってた。そうなん?

取り敢えず観ることができてよかったよ。
55分映画で、製作に7年かかってるらしい。
恐竜部分に何年かけたのか・・・

面白かったよー照れ