職場の女の子のおうちで仔猫が生まれてしまって里親探してたときに、私の友人のお母さんが黒猫を欲しがってたなぁと思い出して、里親を紹介してから早20年。

今は、その方も引っ越されてて、年に何度か会うだけなのですが、その度に黒猫さんに会いに行って可愛がっていました。


仔猫の頃は暴れん坊でぴょんぴょん跳び跳ねてて、大きくなるにつれ、気高く強くなっていき、年を重ねるごとにだんだんと穏やかになり、いつのまにか甘えん坊になり、そして、昨日会った時には、ヨロヨロとなんとか歩いている感じで・・・。


人間の年にしたら、もう100才は越えているようで、もしかしたら、次はもう会えないかもしれない。

そっと、頭を撫でて、また会えるようにと願います。

「100才越えてるなら、そろそろしっぽが二つに分かれて若返ってもいいんじゃないかな・・・」

どんなに暴れん坊でも大人でもヨロヨロしてても、思い出すのは初めて会ったあの日です。

緊張してカゴの隅でプルプルしてた仔猫の姿です。(翌日には跳び跳ねてました)


私自身は、動物を飼ったことはないけど、彼女の猫生に深く関わった身としては、その年になってゴロゴロと甘えてくれるのを見て、(幸せに過ごしていたんだね。よかったね。)と思うばかりです。


また会えたらいいけど、会えないかもしれないから、ここに、記録だけしておきます。