竿だけ屋さんというと、ぼったくりとか詐欺とかいろいろ言われててちょっと怖いイメージですが、普通の竿だけ屋さんはそんなことないだろうなと思いつつ、荷ほどきせっせとやってたら、噂の竿だけ屋さんがやってきました。

ニヤニヤ「たけ~や~竿だけ~
2本で1000円。
20年前のお値段です。」


うち、物干しざお、部屋用と外用で二本使ってるんだけど、さすがに外で使ってる方がボロボロになってきてるんだよね・・・。
2本で1000円なら両方取り換えてもいいかも・・・。キョロキョロ
でも、本当に2本で1000円?
伸び縮みするやつあるのかしら・・・?


竿だけ屋さんはゆっくり走ってくれるんだけど、聞こえてきてから支度をするので、見失ってしまいます。
声の聞こえてくる方に探しに行くと、コチラに気付いてうちの前まで来てくれました。

で、聞いてみたら、2本で1000円なのは、屋台用の緑色の棒でした。びっくり
見るからに細いし、弱そうだし、やっぱりそんなに長持ちするものでもないみたい。
洗濯物を干す物干しざおなら、1本2500円~高いのは5000円とか6000円とかするらしい。
で、伸び縮みするやつは、取り扱いをやめちゃったんだって。
伸び縮みする部分から錆びてきて駄目になるのが早くなっちゃうかららしい。

でも、それじゃあ、丁度いい長さに合わせられなくない?

と、思ったら、元々5メートルくらいある竿を、丁度いい長さにカットしてくれるらしい!!爆  笑
へー!

それじゃあ、一本だけ替えようかな。
部屋用のはまだ大丈夫だし。
ホームセンターとかで買っても同じくらいのお値段って言うし。

2500円の物干しざおを一本購入です!
なんと、消費税なし!(消費税込み?)

取り合えず、上まで運べるように適当な長さにまずカットするということで、竿をカットする丸い刃でグリっと回すと、ポロッとカットされた部分から落としていきます。
おもしろーい!
「古い物干しざおを出して来てください」というのを無視して、カットするところ見学した甲斐があったよ!

ベランダからえっちらおっちら物干しざおを持っていくと、丁度いい長さに合わせて、再びカット。

古いのと比べてみると、より太くてしっかりしてて丈夫そう!


ウインク「これなら20年は持ちますよ!」
にっこり「じゃあ、次は20年後ですね!」


で、そういえば、竿だけ屋さんって、20年前にも「20年前と同じお値段です」って言ってたけど・・・

凝視「この2500円のも20年前と同じお値段なの?」


ニヤニヤ「いえ、安くなってます。」


驚き「安くなってるの!?」


真顔「前は、3600円だったんですが、2500円になりました。


1000円のはコスパも悪いし、コチラの方がお得です。」

へーーーー!

と、言うことで、新居に引っ越したついでに、物干しざおも取り替えました!
古い物干しざおも無料で引き取ってくれたので助かるぅ!!!

 

 

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ちなみに、「竿だけ屋 詐欺」とかで検索すると、ビックリするほど、高額な竿だけが横行していました。

◆「2本で1000円 20年前のお値段です。」
・20年前は、2本で1000円だったけど、今はそんな値段で売ってるわけない。←わかるわけない

◆値段票はくれるが、選ぶひまを与えず、一番高い竿だけを切り始める。

◆1cm単位で1000円

◆1本3万円

◆物干し台も合わせて24万円で売って逮捕される。


ややややや、やばい。

いや、でも、なんでそんな高い竿だけ買う羽目になってるの?
と、思ったら、「何メートル必要ですか?」「3メートルです。」『ザクッ』(え、切った!?)「3万円です。」「高い!(悲鳴)」みたいになるらしい。

ちなみに私の場合、


にっこり「本当に2本で1000円なの?」
無気力「じゃあ、いくらくらいなの?」
凝視「これが売り物?どれがいくら?」
よだれ「1本2500円ね?」
ニコニコ「長さ?わかんない。今あるのと同じ長さに測って切って?」


という感じなので、詐欺が入り込む余地がなかったのかもしれない。

というか、良心的な本物竿だけ屋でよかった・・・。
場所によっては、偽物しか走ってなかったりもするらしいから・・・。
詐欺ヤバいらしいから・・・。

でも、走ってるトラック見ただけじゃなわんないよねぇ。

詐欺「2本で1000円。20年前のお値段です。」
今回「2本で1000円。20年前と同じお値段です。」


定型文だけでも、微妙に違うので、見分ける手は何かしらあるのかもしれないね

 

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