それは地元のお祭りに遊びに行った時のことです。
胸の痛みに違和感を覚え、不安を抱えつつも、お祭りは楽しく過ごします。
見れば、出店の他にも、郵便局もお祭りに参加してるみたい。
何か面白いものないかなと、郵便局も覗いてみましょう!
基本的には、お取り寄せ品の紹介のようです。
いろいろなものがあるのねぇと流しながら見学し、一番奥まで行った時に、アフラックのブースがあることに気づきました。
アフラックのブースには、アフラックの人が2人立ってて、ニコニコとしてます。
そして、保険のパンフレットと一緒に置いてあるのが、女性のおっぱいを模した模型、「乳がんのしこりチェッカー」です。
「ふうん・・?」
何も気にしてない顔で近づく私。
「別に何かあるわけではないけど、せっかくだから試しに触ってみようかしら?」
そんな何気ないふうを装いつつ、おっぱい模型に手を伸ばす私。
ツン・・・ツン・・・
「あ、もう少し強めに押してみてください。」
グッ・・・・
コリッ
(あああああああああ!!!!!!!
あるわぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
同じの、私の胸にもあるわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!)
顔を引きつらせつつ、軽く会釈してその場を離れる私。
もう、お祭りどころじゃありません!
これ、しこりや!!!!!!
やばい!
しこりだ!!!!!!!!
病院行かなきゃ!!!!!!!
そして、私の病院探しの日々が始まります!
次回、「予約いっぱいで、検診に行けない!?」
つづく
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この話の載ってるコミックエッセイ『乳癌日記』はこちら↓
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