⒊木曽駒ヶ岳九号目〈玉の窪山荘〉 | 森郁月オフィシャルブログ「MORI KATSUKI」Powered by Ameba

⒊木曽駒ヶ岳九号目〈玉の窪山荘〉

木曽谷をめぐるトレッキング続きです〜


3日目からがっつりトレッキング(*^^)v
木曽山脈の主峰木曽駒ヶ岳へ。
1500m近い標高差を約7時間かけて登ります!


木曽駒ヶ岳は、
木曽の人々にとって神の山と崇められ
また古くから山岳宗教の山として全国の人々に登られてきました。
山頂に駒ヶ岳神社奥宮があります。
まずは駒ケ岳神社里宮に寄ってお参りしました。


鳥居をくぐれば神聖な山のなか。
この里宮では毎年五穀豊穣を祈る例祭「太々神楽」を奉納しています。


この舞台の上で奉納されるのは、
400年以上前から伝わる舞。
1度目の前で見てみたいなぁ。


神社のすぐわきにあるたくさんの霊神碑。
講の人々により死後魂が還るよう願って建てられた石碑群です。
お墓とは違って、
山岳信仰をしていた人々が常にお山の近くにという意味を込めて
碑に御霊を鎮めているんだそう。


山岳信仰の道を辿るトレッキングの始まりです。
空気が一気に濃い感じ(*´o`)
新鮮な空気に身体が浄化されそうな…
水も苔もきれいです。


ヒノキ、サワラ、広葉樹のツガやミズナラなどの深い森が広がっています。
この辺りのヒノキも立派でした。



後ろに見えるのが敬神ノ滝。
ここにも霊神碑がありました。
その後も大きな岩や見晴らしのいい所で霊神碑を多く見かけ、
たんさんの人がこの山を信仰し、登りに来たことがよくわかります。


2時間ほど樹林帯を登ります…💦
五合目の金懸小屋を越えてすぐの湧き水。


金懸岩の隙間から湧き出る金剛水。
キンッキンに冷えていました!


スッキリ飲みやすく美味しかった✨
たっぷり汲んでいきました(〃▽〃)
一息ついてまだ長い道のり頑張るぞー!!


胸突き八丁は
名前の由来通り胸に突くほどの急な上り坂。
これを登り切っても、
その後も続く厳しい上り。笑
息が上がった〜💦


六合目過ぎたところに、
巨岩に大きな裂け目の天の岩戸が。
登山道に至るところで大きな花崗岩がごろごろしていました。


明るい広場の8合目過ぎると
木曽前岳・玉ノ窪分岐があります。
玉の窪山荘のほうへ進みお花畑を抜ければ
スリルあるポイントが!
足場が悪いので十分注意して進みます…


大ナギ!大きな崖崩れ跡です。
横壁は断崖絶壁になっています。
足元の岩がぐらついて不安定で歩きづらい💦


斜面もなかなか急です。
転ばないように慎重に歩きましょう!
安定感ある所で立ち止まれば、
景色は絶景でした(((^-^)))


ガスでなかなか視界が晴れなかった中、
やっと姿が見えた木曽駒ヶ岳山頂!
展望が良さそうだ〜✨


周囲の稜線が見渡せる
気持ちのいい登山道に!
足元は木の階段も出てきます。



山頂一帯はハイマツの緑の絨毯と、
花崗岩の白さとが見事なコントラストです。
緑がほんとに美しい(*'∀'人)


やっとこさ、玉の窪山荘到着です〜
なかなか長かった!笑
歩ききった満足感あります(*°∀°)


小屋のわきには風よけの石垣があります。
中央アルプスには常に西南からの強い風が山にあたり雲ができ雨をふらせ、
水が豊富な木曽の自然を生み出しているそうです。


こんなに高度のあるところにも大きな霊神碑が。
新しいものもあり、
今も信仰が続いていることがわかりました。
確かに雲の上は手を合わせたくなる絶景です。


ここからが忘れられない感動の時間でした!
どんどん空の色が変化していきます。


沈む間際の太陽が眩しい…
この世とは思えない、夢の中にいるよう。


太陽に照らされて、
山も鮮やかなオレンジに染まってました。


ずっとこの景色を見ていたい、
そんな絶景でした。
こんなの見ちゃったら
疲れなんて吹き飛んじゃいますね!


すでに満喫して大満足の木曽駒ヶ岳。
最後は山頂へ!
四日目に続きます♬︎♡




⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ 

木曽駒ヶ岳、上松Aコース

登山口
アルプス山荘駐車場
↓↓詳細はこちらから

敬神の滝山荘駐車場
↓↓詳細はこちらから





👣登山ルート
(あくまで目安です。天候、ご自身の体力も考慮して楽しい登山計画を☘️)

[S]アルプス山荘
⇓30分
敬神の滝山荘(ここから登山道)
⇓110分
金懸小屋
⇓110分
七合目
⇓60分
八合目遠見場
⇓60分
玉の窪山荘🚻
⇓40分
[G]木曽駒ヶ岳  △2958m

総距離:約10.7km   ➚2382m  ➘466m

↓こちらも参考にどうぞ〜





⛰九号目玉の窪山荘
↓↓詳細、予約はこちらから
玉の窪山荘公式サイト🌙

山小屋には珍しく温水シャワー完備です✨