風が吹きどこから降ってきたのかわからない葉が落ちる。それを優しく小川が両手で運ぶ。
靴から上り膝までやってきた蟻を人差し指に乗せて地面に返してやる。何を考え、何をもって生きているのかわからないが、きっとあの蟻にも物語があって、その命を全うしているのだ。
森にやってくるとよく思う。
今私が感じている命は明日もあるのだろうか。明日が来ることを保証されている我々と違い、彼らの命は誰かのための命なのだ。我々にとって命は自分自身のものだか、彼らの命は他者のために捧げられる命である。食われるために生まれ、次の命を作る為に死ぬ。
そう考えると森は悲しい。ここは命の保管場所だ。捧げる命を育む憩いの場だ。
ここから犠牲を選びその命を全うさせる。
そうやって世界はできている。
何事の犠牲無くして成り立たない。だからこそ人は他人を蔑み落として上に立とうとする。
しかしそれは間違いだ。
誰もかもが全力で生き、挑戦する。その結果としてヒエラルキーが生まれるのだ。この世界には草食動物が肉食動物に勝てないように、ひっくり返せない強弱関係がある。
だか、それは「生きよう」としない限り生まれない。双方がその命を全うしようとするから命を喰い喰われるのだ。
人においても同じだろう。死ぬ気で努力しない限り人の上に立つことも下になることもできない。誰かを落とそうとする行為は相手の乗り越えるべきエクストラステージを作ってるだけであり、自分は上に上がれず、憎んでいる相手が上に立つ手伝いをしているに過ぎない。
だからこそ言いたい。
もちろん努力は報われない。しかし、努力をしない限り生きることすらできていないのだ。
それこそ小さな命以下だ。
私はそんな風にはなりたくない。美しく生き、この命を全うしたい。
どうせならぼろぼろになって笑顔で喰われたい。
靴から上り膝までやってきた蟻を人差し指に乗せて地面に返してやる。何を考え、何をもって生きているのかわからないが、きっとあの蟻にも物語があって、その命を全うしているのだ。
森にやってくるとよく思う。
今私が感じている命は明日もあるのだろうか。明日が来ることを保証されている我々と違い、彼らの命は誰かのための命なのだ。我々にとって命は自分自身のものだか、彼らの命は他者のために捧げられる命である。食われるために生まれ、次の命を作る為に死ぬ。
そう考えると森は悲しい。ここは命の保管場所だ。捧げる命を育む憩いの場だ。
ここから犠牲を選びその命を全うさせる。
そうやって世界はできている。
何事の犠牲無くして成り立たない。だからこそ人は他人を蔑み落として上に立とうとする。
しかしそれは間違いだ。
誰もかもが全力で生き、挑戦する。その結果としてヒエラルキーが生まれるのだ。この世界には草食動物が肉食動物に勝てないように、ひっくり返せない強弱関係がある。
だか、それは「生きよう」としない限り生まれない。双方がその命を全うしようとするから命を喰い喰われるのだ。
人においても同じだろう。死ぬ気で努力しない限り人の上に立つことも下になることもできない。誰かを落とそうとする行為は相手の乗り越えるべきエクストラステージを作ってるだけであり、自分は上に上がれず、憎んでいる相手が上に立つ手伝いをしているに過ぎない。
だからこそ言いたい。
もちろん努力は報われない。しかし、努力をしない限り生きることすらできていないのだ。
それこそ小さな命以下だ。
私はそんな風にはなりたくない。美しく生き、この命を全うしたい。
どうせならぼろぼろになって笑顔で喰われたい。
