福岡のがばいばあちゃん!
父方の祖母、サヨばあちゃんは、
明治生まれで、大正、昭和、平成と掛けぬけた
九州女。
そんなおばあちゃんが、2月で100歳なんだそう。
100歳って、すごい生命力を感じてしまいます。
かなりの我慢強い人で、
一度は出産時に助産婦さんが間に合わず、
たった一人で双子を生んだこともあるらしい。
その話を聞いたときは、子供ながらに
「おばあちゃんって、すごい!!」と思ったものでした。
まず一人目を生んだら、とりあえず横において、
もう一人に。
片膝を立て、そしてもう片方のかかとで
踏ん張っても、うんちが出ないようにお尻を塞ぎ、
ぐっと力んだそう。
私なんて、将来たった一人の子供を生むことすら
怖くて、「コウノトリが持ってきてくれないかな?」
なんて思ってしまうのに、
一人目の激痛の後に、よくもう一度踏ん張れる
もんです。
「怖い」と怯えた私に、
「何が、怖いんね! 誰でも産んどるんやから、
できん子はおらん!」
と言ってのけたのを覚えています。
福岡の、がばいばあちゃんです。
おばあちゃんの経験は、なんかもっと
聞いておかなければいけない気がする。
夏休みが取れたら、会いに行きたいなぁ。
たぶん、とれないけど・・・。