トラベラーギター スピードスター ギター改造ブログその2 | ウクレレとマンドリンと三線の講師による楽器初心者の為のブログ

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初めまして、東京都内で音楽講師をしている克樹です。
ギターに始まり三線やウクレレやマンドリンや二胡や三味線など弦楽器を一通り教えています。僕が実際に使用したりしている機材の話しや弾き方についてのお話しを書いています。

 

 

赤ちゃんとよく目が合う克樹です。

電車の中で泣いてる赤ちゃんを必死にあやしてるママさん達をよくみますけど、自分にもそんな時期があったんだろうなって考えるとにわかに信じられないですね。

 

それはハラヂュクの松下工房さんにギターを取りに行って髪を切ってきた帰り道の事でした 

 

何を出してきたのかというと以前に動画でご紹介したトラベラーギターというメーカーのスピードスターというモデルになります。

 

遂に最新モデルですら廃盤になったっぽくて、需要としては微妙なモデルなんだろうなと思いつつ僕はレッスンで2つ楽器を持参しなくちゃならない時に結構重宝しております。

 

トラベラーギター紹介はこちら

 

中古で買った時に弦高が死ぬ程高かったのと、弦交換時に構造故めちゃくそ面倒くさかったので、改造も兼ねて調整に出しました。

 

今回改造した部分

 

  • ベーシックな弾きやすさに調整
  • ペグをプラネットウェイブスのロックペグに交換
  • ナットを牛骨製に交換
  • ペグを取り付ける部分にジョイントアンカー増設

ってな感じ

 

とりまいい感じでって一言で済むんで本当に楽です、向こうからしたらマジで面倒くさいだろうけど。

「ご飯何がいい?」って聞いたら何でもいいって答える癖に出てきた料理に文句つけるやつみたいな。

 

 

トラベラーギターを購入する皆さんに是非伝えたいのが、弦交換のクソ面倒くさい事この上ない!

写真で構造をご覧頂ければ分かりますが指が入りにくいしペグを回しにくい。

その上セッティングがちゃんと出来てないとチューニングが狂いやすいという三重苦ときたもんだ。

 

 

 

ってなわけで交換頻度は高くないもののストレスフリーにしたかったし前々から気になっていたこのペグを選んだわけです。

というのもこのペグただロック式なだけではなく、オートトリムといって余った弦を勝手に切ってくれるという優れもの。

自分で弦交換をまだしてないので見れてないですが、ペグを回す事によってシャフトがカッターの役割を果たして弦を切る構造だそうです。

 

もうロックペグを販売してるメーカー全部この構造にしたらいいと思うよマジで。

 

しかもこのつまみよく見ると回しやすいように形がわざと左右非対称になってます、隅々まで改良が行き届いててめちゃくちゃ素敵。

 

 

ナットを牛骨にしたのは調整の際確認したら割れてたとの事。ナットは消耗品なので仕方ないですね。

 

 

ペグを付けてるパーツのネジがめちゃくちゃ緩くて、これってどうにか何ないか相談したらボディに貫通させちゃえばよくね?って答えが返ってきたもんで「そりゃあもうおなしゃす!」って事でやって頂きました。

写真だと分かりづらいですが、ペグを留めてる木材に貫通させてアンカーで固定されています。

 

 

バスウッドのような柔らかい木材で作られているせいか、そうゆうものはネジ穴がバカになりやすいんですよね。

このスピードスターは果たして何の木材で作られてるのかすら不明。

 

とりまチューニングの安定度は高まりを極めたので、ストレスフリーで使い続けられそうです。

 

ってなわけで必要十分な改造は出来たので僕としては大満足です!

 

※プラネットウェイブスのペグはサウンドハウスさんで買うのが最安値です、欲しい人は僕のサイドバナーからサウンドハウスさんに飛んでケロ!

 

 

 

 

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