3学年になって新しい友達が出来た。
宮崎県都城市出身のイケメンMS
アメフトから陸上部に転部した鉄人。
口は達者で頭も切れる。
性格も良い。
俺とは月とスッポン。
俺が女なら間違いなく奴を選ぶ。
以前も書いたが彼にも許嫁がいた。
しかし、こっちに女ができた。
それも凄くマブイ女!
揉めに揉めたがなんとか許嫁と別れ、のりこさんと結ばれる。
おいおい、ここにはお前の女のことを書くんじゃないのか!と突っ込まれそうだが、知恵ちゃんと知り合ったのはMSの紹介なので…
中々みゆきのことを忘れられずウジウジしているのをみかねたMSが紹介してくれた。
なぜ、ちゃん付けなの?
知恵ちゃんは3学年の時のJK3年
ちょっとおバカな聖子ちゃんより更に若い。
3つ年下だ。
1学年の時に逢ったみゆきに比べると完全にお子ちゃま。彼女というより妹なー
初めはグループ交際から始まる。
そのうち家電をゲットして会うようになる。
みゆきとは終わったのに諦めきれない。
どこかでみゆきと比べている。
これでは前に進めない。
海水浴の合ハイを企画した。
俺は明美の合コンの埋め合わせで体操部Nを、知恵ちゃんは女友達を連れてきた。
友達はとてもセクシーで良い女だった。
これでリベンジ出来ると思った。
俺とNは写真を撮りまくる。
寝ている女子2人の体型をじっくり眺める。
知恵ちゃんはTシャツを着てるので良く分からない。でも、完璧な幼児体型。
友達は胸元が開いたビキニ
あそこの毛が1本出ている。
大人びててもJKだなー
アナログカメラだから拡大できない。
残念ながら毛までは撮れていなかった。
よく聞くと友達には男がいた。
Nに悪いことをした。
これも仕方ない。
誕生日に手作りの袋をプレゼントしてくれたり、開校祭では俺の演奏を聴いてくれた。
でも、みゆきのようにトキメかない。
どうしても女として見られない。
性格が良くて優しい娘なのに先に進めない。
K学院大学1年になっても変わらない。
恋愛対象として女として見られなかった。
ごめんね、知恵ちゃん!
(完)