演奏ではなく、演奏家として三味線の未来を三味線職人さん方のお仕事を見せていただきました
動物愛護の観点から三味線の皮については、海外からの理解を得るのが難しい時代になっているので、変わる素材はずっと課題でありました。
昨今、オーストラリアでは、カンガルーが増えすぎて政府がまびきをしています。
それはそれは、かなりの量だそうです。
カンガルー、日本では珍しい動物ですが、オーストラリアでは身近で、しかも増えすぎて悩みの種だそうです。
サッカーのスパイクもカンガルーの皮が、いまは主流だとか。
カンガルーの皮は、三味線の為に命をいただいてしまうわけではないのです
逆にそのまま捨てられてしまうので、有効活用なんですね。
しかし、問題はやはり、音![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
今までも、開発されてきた合皮ですが、音は全く演奏用にはなりませんが、まず破けないので、お祭りや学校には使われています。
しかーし破けない、というのは、、、、
職人さんの仕事を減らす事になります。
ただでさえ、需要が減ってるのに。![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
息子に後を継がせたい!継ぎたい!なんて話もなくなり、いつかは耐えてしまいます。![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
カンガルーはどのくらいもつのか、も、これからわかる事ですので、職人さんたちが、一生懸命貼り方や鞣し方を研究中です。
音は、
期待してなかったんですが、、、、
それが、なかなかでした![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
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かなり、良い音色です![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
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猫と比べてしまうとどこまでいけるかわからないですが、研究したら、かなり、いけると思いました。
また、猫と比べず、カンガルーとして、音を楽しめたらよいのではないでしょうか?
カンガルーはオーストラリア政府がまびきをしていますから、安定供給で、お値段もお安くなるはずです。
身近に、手軽に手にはいる、音の良い三味線、が普及すれば、よいサイクルができると思います![アップ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
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職人さん達がこのままではいかん!時代に合わない!と危機感を感じ、すでに実際に実行にうつし、慣れない新しい物を受け入れ、日々また研究していらっしゃる。
そこに、わたしは感動してしまいました。
日本の職人さんの対応力、技術。あぐらをかかず勉強なさる姿は、感動です。
もちろん、今まで同様、演奏家はヨツの皮を使っていくと思いますが、お弟子さん方には、音良く安ければおすすめしやすいです。