皆さま、今日は。
旅するコピーライターのふじやんです。
2022年9月10日(土)〜12日(月)の2泊3日で、
今回は、札幌独り旅に行ってきました。
24度目の北海道、15度目の札幌です。
※文中の青い大文字は
詳細情報にリンクしています。
2022年9月11日(日)
再会した樺太犬タロに別れを告げて、
自然林を散策しながら植物の観賞へ。
札幌はもう秋の気配。
いたるところで見かけます。
植物園はいくつかのエリアに分かれていて、
中でも僕が一番好きなのは、
北方民族植物標本園
アイヌ民族など東アジアの北方民族が、
利用した植物を栽培展示しています。
その中でもお目当てなのが、これ。
花を見るのは初めてなので、感動。
これは白に淡い紫ですが、
全体が鮮やかな紫もあります。
高貴さを感じさせる色合いです。
ちょっと独特な花の形ですね。
思わず記念撮影。
なんの花だかわかりますか？
毒草界の超エリート
トリカブトです。
保有する毒の成分は、
アコニチン、メスアコニチン、
ジェスアコニチン。
根に大量に含まれていて、
次に葉、茎の順ですが、
花、種子、蜜にも神経系に
強く作用するアルカロイドを
含んでいるので要注意です。
ちなみに人間の致死量は、
根でわずか１グラム。
今のところ有効な治療法も
解毒剤もありません。
え？
なんでそんな危険な植物が、
いたって普通に植えられてるの？
って、思いますよね。
でも、トリカブトは
北海道を含め主に寒い地域で、
自生している普通の山野草なんですよね。
まったくめずらしくない。
だから長い歴史を持つ、
由緒ある毒物なのです。
似ている山菜もあるため、
誤食による死亡事故も度々発生しています。
トリカブトの葉は苦いらしいですが、
山菜も苦味を持つ物が多いので、
食べても気づきにくいそうですよ。
浮気がばれた後とか、
急に奥さんが
「山草をもらったので、
おひたしを作ってみたの」
と、ニコニコしてたら要注意。
トリカブトの観賞を満喫したので、
園内散策に戻ります。
リスいた。
エゾリスですね。かわいい。
首都圏で見かける台湾リスは、
正直、あんまりかわいくないので、
キュートさが際立ちます。
でも、
ゴールデンカムイでは、
チタタプにして
食べれらてましたよね。
なので、ちょっと興味あるw
熟して落ちていたヤマボウシの実。
ジャムや果実酒に利用されます。
生食もできて、どろっとした
梨みたいな食感と味だそうです。
※園内の植物や昆虫は、
教育研究資料となっています。
許可なく採取・採集すること
はできません。
温室の食虫植物コーナー。
ウツボカズラ
植物なのに虫を食べる生き様が好き。
なんか惹かれるスタイル。
テキーラの素、竜舌蘭。
そう言えば最近テキーラを飲んでいないな。
背の高いサボテン。
サボテンなのに樹木な感じ。
園芸名「金鯱」
やっぱりサボテンはかっこいいなあ。
昔、小さい観賞用のサボテンを育ててました。
モネを思い出すやつ。
睡蓮。
すっかり植物に癒されて、
なんだか食欲も戻ってきたので、
遅いランチへ向かいます。
その前にお手洗い。
植物園はいたるところにトイレが、
設置されていて困ることはありせん。
ただ、ウォシュレットがあるのは、
温室の建物のトイレだけなので、
覚えておくと便利ですw
最後にヒョウモンチョウを撮影して、
北大植物園を後にします。
季節によって見られる花が違うので、
何度行っても飽きない場所です。
7月は、バラ園が見事ですよ。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)は、
改修工事中です。
大通公園では食の祭典、
さっぽろオータムフェスト2022
を開催してましたがあまりの行列で、断念。
赤レンガテラスへ向かいます。
なぜなら、
スープカレーが食べたくなり、
近場で評価が良かった
タイガーカレーがあるので。
骨なしチキン野菜カレー
オリジナルスープ
激辛（＋150円）
ライス普通盛
オーソドックスな味わいかな。
普通のカレーの風味を感じる。
150円追加する程の辛さではないので、
激辛派の方には物たりないと思う。
土鍋に入ってるので熱々。逆猫舌には嬉しい。
御馳走様でした！
ちょっとどこかで
昼呑みでもしようかなと思ったけど、
またなんだか体が重くなってきた。
歩くのがだるい。
熱中症になりかけな感じ。
なったことないけど。
あ、そう言えば、
外出してからずっと水分補給しないで、
植物園を歩き回ってたからか。
スープカレーを食べてる時も、
水は飲んでないしw
よってホテルへ戻って休憩します。
札幌編、続きます。
