小学館のマンガワン問題のこと。
マンガ原作者による想像を絶する、
性加害の内容をニュースで知った時、
昔読んだ小説が頭に浮かんだ。
腦病院へまゐります。
著者 若合 春侑
平成11(1999)年7月10日第一刷発行
平成10(1998)年
第86回文学界新人賞受賞作品
第119回芥川賞候補作品
以下、文藝春秋のサイトより
究極の情痴文学ここに現わる!!
昭和初期、濃密な男女の情痴世界。
愛する男から虐げられつづける女にとって、
魂の救済とは何だったのか。
第86回文學界新人賞受賞作
担当編集者より
昭和初期、カフェーの女給をしていた
人妻の「私」は、谷崎潤一郎を敬愛する
サディストの帝大生と出会い
男女の仲になるのだが、
閨房での辱めは想像を絶するものだった。
それでも相手を愛する「私」にとって、
魂の救済とは何だったのか――。
文學界新人賞を受賞し、
“究極の情痴文学”と絶賛された
表題作の他一篇を収録。
解説・島田雅彦
サディストの帝大生のある辱めの行為が、
件のマンガ原作者が行った
筆舌にし難い性加害と同じなのだ。
この作品を読んでいたのではと疑うほど。
久しぶりに読み直してみたら、
やっぱりそう思った。
何とも言えないどんよりとした
気持ちになるので、おすすめはしないけど、
作者が女性である点でも、
興味深い作品ではあります。
ちなみに芥川賞の選評では、
当時の選考委員である石原慎太郎に、
ぼろくそに書かれています。
「なんでこうした文体を採りこの時代を
選んだのかその必然性が一向に感じられない。」
「女の亭主の存在もとってつけで、
総じてゲテモノの印象を出ない。」
























