夫の弁護士から電話。

簡単に言うと、夫自身も適応障害で休職することになったから、金銭の分与は出来ない、とのこと。


吐き続けている私は、頭が痛く、会話どころではないので、分かりました、と言って早々に電話を切る。



カーテンを閉め切った暗い部屋で、ボーっとする。


無意識に、カミソリで腕を切る。



障害年金と生活保護で、なんとかなるかな。


しかし、べつにそこまでして生きなくてもいいや。



カーテンの外は、暖かな陽射しが降り注いでいるよう。

時計を見たら、4月1日とある。

もう、4月だったのか。

エイプリルフール。

何もかもが、悪い冗談のよう。



桜は咲いているのかな。