何も食べる気力が湧かず、ベッドでぶっ倒れていた。
同室の子が心配して、看護師を呼ぼうかと言ってくれている。
しかし、その声すら遠くに感じ、何も答えられない。
暫くして、看護師が来た。
今は、食べられないのかな?
担当医から点滴の指示が出てるので、大丈夫ですよー
そのまま点滴しましょうね
テキパキと腕に針を刺され、点滴が始まる。
死にたい自分に点滴を打って、一体何になるのか。
泣き過ぎて、瞼が重い。
躁のときは、気付かなかったけれど。
鬱になって初めて気づく。
みんなとても優しい。
私ばかりが卑屈で。
どうしようもない存在だ。
あと2週間、ここで生きられるだろうか。