釣り師カッチャンの読書リスト NO LIFE NO FISHING -5ページ目

今年度の45冊目は!

2023年度の45冊目は

 

森村誠一 さんの「 新 野生の証明 」 です。

 

 

内容・・・・・・

 岩手県の山村で起きた住人の大量殺人事件。唯一生き残った少女・頼子は事件のショックから、「青い洋服を着た男の人」を見たこと以外の記憶を失っていた。捜査は難航するが、頼子を引き取った遠縁の男・味沢が被害者遺族に接近するなど、不審な動きを見せ始める。警察の容疑を集めながら、やがて味沢がたどり着く驚天動地の真相とは―。人の奥底に眠る“野性”を呼び覚ます、“証明”シリーズ中最大スケールの社会派推理巨編。

今年度の44冊目は!

2023年度の44冊目は 

 

池波正太郎 さんの「 剣客商売12:十番斬り 」 です。

 

 

 

内容・・・・・・

 「まだ…まだ死ねぬぞ、まだ十人あまりもいる…」死病に冒されながら、世話になった村に巣くう無頼浪人どもの一掃を最後の仕事と心に決め、ひとり剣をにぎる中年の剣客・村松太九蔵。その助太刀に小兵衛の藤原国助作二尺三寸が冴える「十番斬り」。
小兵衛の亡妻お貞への情愛を彷彿させる「白い猫」「密通浪人」。[辻斬り]事件のその後を描き味わい深い一編「罪ほろぼし」など、シリーズ第12弾。

 

 

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一気読みで読破。

 

 

今年度の44冊目は!

2023年度の44冊目は 

 

森村誠一 さんの「 人間の証明 」 です。

 

 

 

内容・・・・・・

  「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」。西条八十の詩集を持った黒人が、ナイフで胸を刺されて殺害された。被害者は「日本のキスミーに行く」と言い残して数日前に来日したという。日米合同捜査が展開され、棟居刑事は奥深い事件の謎を追って被害者の過去を遡るが、やがて事件は自らの過去の因縁をも手繰り寄せてくる―。人間の“業”を圧倒的なスケールで描ききった、巨匠の代表作にして不朽の名作。

 

 

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 映画を鑑賞後読破!面白かった。松本清張さんの作品と社会派的内容が類似と感じた。

 

 

今年度の40・41・42冊目は!

2023年度の40・41・42冊目は 

 

海音寺潮五郎 さんの「 平将門上・中・下 」 です。

 

 

 

内容・・・・・

  律令国家が揺らぎだし、各地に荘園が作られた十世紀、遠く坂東の地で京の貴族政治に反逆し、関東一円の勢威を奮っ新皇を称した平将門の生涯を描いた歴史大作。

 将門は著者の最も食指を動かした人物の1人である。反逆者としての歴史の刻印を除きたい気持もあったが、純粋で虚飾のない原始人の血を将門にみたからだ。都にあっては貴族に愚弄され、故郷(くに)では大叔父国香に父の遺領を掠められ、将門はやり場のない怒りを周囲に爆発させる。それは天慶の乱に発展し、都人を震撼させる。富士はまだ火を噴き、武蔵野は原野そのままの時代だった。

 

 

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 将門をテーマに吉川栄治や澤田瞳子さんが都の貴族政治と地方の姿勢に反発した状況を描かれ単なる教科書的知識が現実と乖離してることとして感じ面白く読み終えた。時代小説は頭を柔らかく興味深く楽しみながら理解でき、秋の読書の宝となってくる。感謝!

 

今年度の39冊目は!

2023年度の39冊目は 

 

澤田瞳子 さんの「 月人壮士 」 です。

 

 

 

内容・・・・

 '756年、大仏建立など熱心に仏教政策を推進した首(聖武)太上天皇が崩御する。道祖王を皇太子にとの遺詔が残されるも、その言に疑いを持った前左大臣・橘諸兄の命を受け、中臣継麻呂と道鏡は、密かに亡き先帝の真意を探る。しかし、ゆかりの人々が語るのは、母君との尋常ならざる関係や隔たった夫婦のありよう、御仏への傾倒、迷走する政……と、死してなお謎多き先帝のふるまいや孤独に沈む横顔ばかりで――。

 

 

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 いつの世も人間の世界は争いがある。

血縁関係がややこしくて、最初の系図をコピーして見返しながらの読破。
皇統と藤原家の血に縛られた人間の苦しみ。血が故の争い。

 

 何とか読み切った!

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度の38冊目は!

2023年度の38冊目は 

 

池波正太郎 さんの「 剣客商売⑩春の嵐 」 です。

 

 

内容・・・・・

 「名は秋山大治郎」とわざわざ名乗って辻斬りを繰り返す頭巾の侍。しかも狙われるのは、幕閣の中枢で対立する田沼意次と松平定信の家臣ばかり。意次の娘・三冬の夫である大治郎は窮地に追い込まれ、身の証を立てるため、家から一歩も出ない暮らしを余儀無くされる。小兵衛は、四谷の弥七と傘屋の徳次郎だけを頼りに必死の追跡を始めるのだが……。
シリーズ初の特別長編、第10弾。

 

 

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今回も一気読みで楽しんだ。

今年度の37冊目は!

2023年度の37冊目は 

 

澤田 瞳子 さんの「世楽の飯」 です。

 

 

 

内容・・・・・

 奈良時代―国家の威信をかけた大事業、東大寺大仏建立。そこで働く名も残さぬ多くの若者たち。彼らの心と身体を支えるのは、一主要な登場人物は、いずれも無名の者たちで、話の中でも歴史的に重要な事件が起きることもありません。けれ登場人物は、いずれも無名の者たちで、話の中でも歴史的に重要な事件が起きることもありません。けれに最後まで一日で読み終えました。

 澤田瞳子さんの作品はどれも語彙が豊富である。それは書かれた時代の背景を彷彿とさせる

 

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 主要な登場人物は、いずれも無名の者たちで、話の中でも歴史的に重要な事件が起きることもありません。けれど、どの時代でも通じる自分だけでは如何ともしがたいことに直面したときの悲哀や、友人や仕事仲間に対する人情など、ぐいぐいのめり込むように最後まで一気に読破しました。

 澤田瞳子さんの作品はどれも語彙が豊富である。それは書かれた時代の背景を彷彿とさせる

 

今年度の36冊目は!

2023年度の36冊目は 

 

池波正太郎 さんの  「 剣客商売⑨待ち伏せ 」 です。

 

 

内容・・・・・・

 「親の敵……」夜の闇につつまれた猿子橋のたもとで、秋山大治郎は凄まじい一刀をあびせられた。曲者はすぐに逃げ去り人違いだったことがわかるが、後日、当の人物を突き止めたところ、秋山父子と因縁浅からぬ男の醜い過去が浮かび上がってくる「待ち伏せ」。小兵衛が初めて女の肌身を抱いた、その相手との四十年後の奇妙な機縁を物語る「或る日の小兵衛」など、シリーズ第9弾。

今年度の35冊目は!

2023年度の35冊目は 

 

澤田瞳子 さんの  「 落下 」 です。

 

 

 

内容・・・・・

 平安時代中期。天皇の従兄である仁和寺僧・寛朝は、己の楽音を究めるため、幻の師を追って京から東国へ下った。そこで荒ぶる地の化身のようなもののふに助けられる。のちの謀反人・平将門だった――。豪放磊落でまっすぐな将門は、次第に叛乱の将に祭り上げられていく。戦場に響く喊声、弓矢のうなり……武士の世の胎動を描く傑作長篇。

 

今年度の34冊目は!

2023年度の34冊目は 池波正太郎 さんの  「 剣客商売七 隠れ蓑 」 です。

 

 

内容・・・・

 盲目の武士をやさしくいたわる托鉢僧――旅の途中で出会った、年老いた二人連れが何故か秋山大治郎の心に残った。江戸に帰った大治郎は、偶然試し斬りされかかった件の老僧を助け、二人が二十八年におよぶ仇討ちの敵同士であることを知る。人知をこえたその絆の不思議さを描く「隠れ簑」。
小兵衛が小金持ちの隠居と見られて盗賊に狙われる「徳どん、逃げろ」など、シリーズ第7弾。

 

 

 

 酷暑の日、楽しく一気読みで読了!