今年度の49冊目は!
2022年度の49冊目は
天城 光琴 さんの 「 凍る草原に鐘は鳴る 」 です。
【第29回松本清張受賞作】
内容・・・・・・・・・・・・・・
草原に額縁を立て、その中で演手たちが鮮やかな物語を繰り広げる――。
遊牧の民アゴールは、その伝統を「生き絵」と呼んで愛していた。物語を作り、演出を手掛ける「生き絵師」のマーラは、若くして部族長たちの前で生き絵を披露する役目に大抜擢される。だが、その矢先に突然の悲劇が。“動くもの”が、全ての人々に見えなくなってしまったのだ。そんな世界で、もはやマーラの「生き絵」は無力なのか。そして、遊牧が困難になったアゴールの民の運命は。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「何となく」著者の意を理解したようには感じたが、読者の主観によって解釈が大きく変化しそうな文章はすっきりしない。中々この物語を大きく評価することはできない。読後感も何とも言えない気持ちです。