今年度の2・3冊目は!
2022年度の2・3冊目は、
植橋 菜穂子 さんの 2015年本屋大賞受賞作 「 鹿の王 上・下 」 です.。
内容・・・・・・・・
上巻:
強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!
下巻
謎の病で全滅した岩塩鉱を訪れた若き天才医術師ホッサル。遺体の状況から、二百五十年前に自らの故国を滅ぼした伝説の疫病“黒狼熱”であることに気づく。征服民には致命的なのに、先住民であるアカファの民は罹らぬ、この謎の病は、神が侵略者に下した天罰だという噂が流れ始める。古き疫病は、何故甦ったのか。治療法が見つからぬ中、ホッサルは黒狼熱に罹りながらも生き残った囚人がいると知り……!?
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命を紡ぐ綿密な医療サスペンス!
まさに現在コロナ禍に世界が感染されてるタイミングでの読破は、緊張感をもって読破した。
感染する環境全般んとその対応と住まいする人種の構成も中々充実し読み応えがあった。