6(12)冊目読破!
今回の読破は64回江戸川乱歩賞受賞作
斎藤詠一 さんの 「 到達不能極 」 です。
内容・・・・・・・・・・・・・・
二〇一八年、遊覧飛行中のチャーター機が突如システムダウンを起こし、南極へ不時着してしまう。ツアーコンダクターの望月拓海と乗客のランディ・ベイカーは物資を求め、今は使用されていない「到達不能極」基地を目指す。一九四五年、ペナン島の日本海軍基地。訓練生の星野信之は、ドイツから来た博士とその娘・ロッテを、南極にあるナチス・ドイツの秘密基地へと送り届ける任務を言い渡される。現在と過去、二つの物語が交錯するとき、極寒の地に隠された“災厄”と“秘密”が目を覚ます!
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南極の寒さ、生活の辛さがきちんと伝わってくる。又過去と現在の軍内容も理解容易で、興味ある読書がどんどん進んだ。ややストーリーのスケールが広がりすぎの面も否めないが楽しく読破できた。
昨年はこの賞の該当者なしであったが今後もこのような作品が続出することを楽しみにしています。