快調に楽しい読破が続きます。 | 釣り師カッチャンの読書リスト NO LIFE NO FISHING

快調に楽しい読破が続きます。

5月は第二冊目から5冊目は 宇佐美まこと さん の作品です。

 

①1冊目は昨年の「推理作家会長賞」受賞作の「愚者の毒」です。

 

 

 

内容は・・・・・・

 一九八五年、上野の職安で出会った葉子と希美。互いに後ろ暗い過去を秘めながら、友情を深めてゆく。しかし、希美の紹介で葉子が家政婦として働き出した旧家の主の不審死をきっかけに、過去の因縁が二人に襲いかかる。全ての始まりは一九六五年、筑豊の廃坑集落で仕組まれた、陰惨な殺しだった…。絶望が招いた罪と転落。そして、裁きの形とは?衝撃の傑作!

 

 

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現代と過去の人物の背景を少しづつ紐解きながら、が話題に生きている主人公が誰であるかを明らかにして行く。最後まで想像しながら読めるミステリーでした。短編集ですがじっくりと感じさせる読みやすい一冊、読破後続けて次作を読破です。

 

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②2冊目は「熟れた月」です。

 

 

内容は・・・・・・・・・・・・

 癌で余命半年と宣告されたヤミ金業者のマキ子も、その「田所リース」で働く落ちぶれた取り立て屋の乾も、陸上部のエース阿久津先輩に憧れる高校生の結も、生まれてから車椅子の生活しか知らない身体不自由な博も、彼らの世界は、きっとどこかでつながっている―。底辺で生きる人間たちの業と、人生の不思議な縁を描く、書下ろし長編ミステリー。

 

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今回も一気読み、宇佐美まこと さんの本もう一冊読破へ。

 

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③冊目は「入らずの森」 です。

 

内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  粘つく執念、底の見えない恐怖―― ホラーの俊英が、ミステリ要素満載で贈るダーク・ファンタジー!    小説家・京極夏彦氏「 この昏い森はあなたの奥へと繋がっている。決して入ってはいけない。でも、あなたは必ず入ってしまう。宇佐美まことが紡ぎ出す暝い森からの手招きに、抗うことはできないだろう」 文芸評論家・千街晶之氏「日本という国ならではの怖さを描いた傑作」 文芸評論家・東雅夫氏「落武者から不良少女まで――宇佐美が書いたら滅法こわい!」 陰惨な歴史が残る四国山中の集落・尾峨に赴任した中学教師・金沢には、競技中の事故で陸上を諦めた疵があった。彼の教え子になった金髪の転校生・杏奈には、田舎を嫌う根深い鬱屈が。一方、疎外感に苛まれるIターン就農者・松岡は、そんな杏奈を苦々しく見ていた。 一見、無関係な三人。だが、彼らが平家の落人伝説も残る不入森で交錯した時、地の底で何かが蠢き始める……。

 

 

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今回も一気読み!宇佐美まこと さんのファンになりました。

 

今回も「至福の時間」ありがとうございました。

 

梅雨のひと時楽しく過ごせました。