思えば去年の6月以降、ティゴラのバイオラバー水着とアリーナのアクアフォースゼロで大会に参加してきた。

日本水泳連盟では、国際規定に従う形で今年の4月より、繊維のみ・形状は膝上までと規定されたが、マスターズ協会の水着規定は当面規制しないというものだったため、さらにヤマホーのバイオラバー水着とアリーナのアクアフォースゼロプラスを安心して購入し、今年に入ってからもこれらを使用してきた。

ところが、春先に突然マスターズ協会でも水着が規制されることが発表された。
http://www.masters-swim.or.jp/support/pdf/swim_news.pdf

FINAの内容に従うのは日本記録や世界記録の公認のみで、それ以外は実に曖昧な内容だった。
しかも段階的に行うのでなおさら(`ε´)

1)6月以降、日本記録や世界記録の公認はFINA公認マーク入りの水着が条件
・・・全然関係ないや!

2)7月のジャパンマスターズ以降、繊維を中心とした水着で、ラバー及び大きなパネルが貼ってある水着が禁止
・・・今年の5月6月に大会出まくったのはこのため。
でも、繊維を中心ってどれぐらい?大きなパネルってどれくらい?この2点が水泳連盟のルールと異なる点だけど、これによってどの水着はOKでどれがOUTなんだろう???

3)来年4月以降、形状は膝上まで
・・・遂にフルレングスが使えなくなるのか。

上記2)に関しては、ARENAのエールブルーやアクアフォースライト、SPEEDOのフライングフィッシュハイブリッドなんかが微妙だったけど、各社のH.P.を確認したら、来年3月までなら水泳連盟でもOKのよう。(当然ハーフスパッツね)
http://www.arena-jp.com/topics/wear/
http://www.speedo.jp/news/update/7/
(来週のスポマスは水泳連盟の大会だからハイブリッドスパッツを使おう)
・・・って思ってたけど、日本水泳連盟では7/15より(この微妙な?)ルールを厳格化したらしい。(マスターズとは異なります)
各社のH.P.では2011年3月末まで使用可能となってますが、上記水着は使えないものと考えてください。
ARENAさん、SPEEDOさん、最新の情報更新をお願いします(`Δ´)

来年3月までは、所謂レーザーレーサー以前といわれるフルレングス水着を使って行く事になるんで、各社のインプレを。

アリーナのシンレボ
個人的にはこれが一番気に入っている。去年、50Baの32"07や1500Frの19′台もこれによるもの。
強グリップ素材のため、サイズの割に着脱しにくいのが難点。

ミズノのウォータージーン
去年のFIAや今年のリレフェスで使ったけど、生地が柔らかすぎてホールド感がまるで無し。
着脱しやすいけど、それ以外のメリットを感じなかった。また生地の伸びも大きいため1サイズダウンが必要かも。

アシックスの旧型トップインパクトライン
締付け感があるのは骨盤ベルトだけで、それ以外は生地が柔らかい。
これも生地の伸びが大きいので1サイズダウンが必要かも。
マスターズのルールでこの骨盤ベルトをどう判断されるかが疑問だったけど、レインボーで役員に確認したところOKだったので400Frはこれで泳ぎました。
(役員も曖昧で、女性の方も同じモデル使ってる人いたんで大丈夫ちゃいますかーみたいな・・・)

スピードのFS-PRO
なんと、今回レインボーの200Frで初めて使いました。
最も締付けが強いものと覚悟して履き始めたけど、意外とすんなり履くことができて拍子抜け。
シンレボやアクアフォースゼロ、ヤマホーの方がよっぽど履きにくい。
でも、泳いでる間の締付け感は相当なもので、ラバーの伸縮性とは全く異なるものだった。
100m超えたぐらいから足がしびれてきて、キックに力が入らなかった。
なんかで見た事あるけど、この着圧を跳ね返す筋力が必要な水着だとか。
筋力の無い僕には、最も不向きな水着かもしれない。
ペタしてね