経営参謀、心のセラピストのKatsuです。
 

私は、苦手なことから逃げないことも、
 自分自身を成長させる一つの方法だと思っていて、
ここ数年、
ときどきボーカルレッスンに通っています。
 

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その先生は、現在40代。
プロのシンガーとして活動していて、
 今では、CHAGE and ASKAのChageさんとステージに立つこともあり、
 一緒に音楽活動をするほど、活躍の場を広げています。
 

 

でも。
約20年前、
 先生が目指していたのは、
 シンガーではありませんでした。


夢は、
 パイロット。
 

運輸省航空大学校へ進み、
事業用操縦士、計器飛行証明、航空無線通信士。
 

パイロットになるための国家資格まで、
 取得されていたそうです。
 

夢はもう、手の届くところまで来ていた。
 

お父さんも、
息子がパイロットになることを、
ずっと応援してくれていた。
 

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ところが、
就職を待ちながら働いていた頃、
心の中に、
どうしても消えない問いが生まれます。
 

「本当に、自分の人生はパイロットでいいんだろうか」
 「自分にしかできないことって、何だろう」
 

そして、
 本当はずっと前から、
 歌うことが何より好きだったことに気づく。
 

辛いときも、悲しいときも、
 自分を支えてくれていたのは、歌だった。
 

先生は、
パイロットではなく、
シンガーとして生きる道を選びました。
 

お父さんの期待を裏切ることも、
とても辛かったそうです。
それでも、自分の道を選んだ。
 

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ここまでなら、
 「本当にやりたいことを見つけた人の成功物語」
 に見えるかもしれません。
 

でも、
 現実はそんなに簡単ではありませんでした。
 

音楽の道を選んでからも、
 なかなか花開かなかった。
 

その時間は、約20年。
 

私は以前、先生に聞いたことがあります。
「途中で、音楽の道を諦めようと思ったことはなかったんですか?」
 

先生は少し考えて、
 

「ちょっと上からかもしれませんけど」
 と前置きして、こう言いました。
 

「諦めるというのは、
 その人にとって、それがその程度だったということなんじゃないですか」
 

この言葉が、
 ずっと私の中に残っています。
 

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20年間、
 花が咲かなかったように見えた。
 

でも、
花が咲かなかった20年間にも、
根はずっと伸び続けていた。
 

私はこの話を聞くと、
経営にも、よく似たところがあると思います。
 

売上が伸びない。
人が育たない。
新しい事業がうまくいかない。
 

経営者自身が、
 「本当に、この会社を続けていく意味があるのだろうか」
 と迷う時期もあると思います。
 

だからこそ、
 「自分たちは、何のためにこの会社をやっているのか」
 という問いが重要になります。
 

松下幸之助も、
 自分の会社のミッション、
 「この会社は何のために存在するのか」
 ということを、何より大切にしていた経営者の一人でした。
 

利益を出すことは、もちろん大切です。
 

ただ、
 長く経営を続けていけば、
 数字が一時的に出ない時もある。
 

そんな時、
 経営者や社員を支えるものの一つが、
 「何のために、この事業をするのか」
 なのだと思います。
 

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私自身、
これまで経営支援をする中で、
経営者ご自身の中に、
「この事業を通して、何を実現したいのか」
という人生を賭けた強い思いが、しっかりと腹落ちした時、
経営者ご自身の行動が変わり、
 スタッフのモチベーションも高まり、
 その結果として事業が広がり、
 会社が成長し、業績にもつながっていく。
 

そんな場面を、何度も見てきました。
 

そして、
それ以上に大切だと思うのは、
経営者ご自身が、
 「人生で、この会社をやっていてよかった」
 と思えることです。
 

未来が見えたから、使命を決めたのではない。
使命を決めて歩き続けた先に、
20年かけて未来が追いついてきた。
人生でも、経営でも、
 同じなのかもしれません。
 

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何か転機を感じている時、
 一度、
「自分たちの会社は、どんな思いで動いているのか」
「自分の人生、このままでいいのか」
 

を見直してみるのも、
 いいかもしれません。
 

振り返れば、
 そうした
 「自分は何のために生きるのか」
 「何のために事業をするのか」
 というご相談に、
私自身も、自分の使命として、
 20年ほど向き合ってきました。
 

もし、
 「自分たちの会社は、何のためにあるのか」
 「経営者として、このままでいいのか」
と感じていらっしゃる方がいれば、
 一度、お話しさせていただければ嬉しいです。
 

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