先日終演したナゴヤサックスフェスタ2022。

演奏だったり、カメラ係させてもらったりと色々してましたが、今年初めて現代奏法講座を担当いたしました(*´∀`)♪

数ヶ月前にお話しをもらったものの、どんな事をしようか纏まらないまま月日が流れ。そして内容を「スラップタンギングの導入と種類について」と決めました。

僕は現代奏法や現代曲を演奏することも多いですが、実はスラップタンギングの練習をした事はなく偶然勝手にできていました。その時は何も気にとめてなく、アメリカに留学して最初のレッスンでイベールのカデンツ部分でスラップタンギングを混じえて演奏したとこから僕のスラップタンギング人生は始まりました。

そんなわけで、今までやり方を聞かれたり普通のタンギングとの違いを聞かれても意識してなくて分からないと答えるのが精一杯。でも今回それではいけないと思い、色々読んだり見たりして観察し、手順を具現化できるようにして講座に臨みました。まだ自分の言葉にはできてないですが、講座に参加してくれた方が聞いて取り組んでもらえたので安心しました🌱

その後は4つの曲を挙げて演奏。
・Fuzzy Bird Sonata 1楽章 (吉松隆)
・Rock Me! (Barry Cockroft)
・Sonata 2楽章 (Mark Kilstofte)
・日本民謡による狂詩曲 (石川亮太)

それぞれ用いるスラップタンギングの種類を変えて曲のその場の雰囲気を探究することも楽しみの1つかなと思います。

感染症対策のため、参加の方にはリードのみでの導入練習のペチペチ音講座でしたが、僕にとっても凄く充実した時間になりました🍀