クラシックサクソフォンのジャンルでアメリカの作品と言うと思い浮かぶのは、クレストン、ハイデン、ダール。

オーケストラだとガーシュウィン、バーンスタイン辺りではないでしょうか。

1919年生まれのJ.C.worleyはサクソフォン奏者、指揮者、教育者、作曲家として活動しました。サクソフォンのための作品やサクソフォンアンサンブルへの編曲も多くあります。

僕がこの曲を知った時は、サクソフォンの通常よりも高い音域が全然できなくこの作品を演奏するのも夢のまた夢だろうなと諦めに近い感覚でした。
それでも特に2楽章に魅了され、いつかは演奏したいという気持ちが強くなっていました。素朴なピアノの前奏に導かれて始まるサクソフォンのメロディ。優しい光と穏やかな風に触れたような。

3楽章ともに”with ~”と副題が付いており、その訳にも拘りました。ぜひ、ブクレットの中も見ていただけると嬉しいです★