前回のブログで1曲目のキルストフテのソナタのことを書いたので今回は2曲目のアリエッタ。

今回収録したこの曲はカッチーニのアヴェマリアが基になって作られています。カッチーニのアヴェマリアは沢山の方の編曲があり、それぞれに良さがあると思ってます。
その中でも、他の楽器のためにではありますが編曲されたものを聴いたときに改めて大切に演奏していきたい曲だと感じ、どのような編曲があるのか色々調べていました。

すると、これもアメリカ留学中に購入していた楽譜のゼイジャック作曲のアリエッタ(カッチーニのアヴェマリアに基づいて)

「これしかないな」と。

ゼイジャックもサクソフォンを学び教鞭をとっていた中で、師であるラリー・テイルへの追悼として書いたものです。

収録曲の中でアルバムタイトル「祈り」への連想が一番近い曲だと思います。