まずは自分のことでも書いてみよう。
今は家業である活字屋をやっている。やり始めてまだ2年弱である。
30代後半なのに。
その前は16年間現場監督っつー建築業の世界で生きてきた。
高校卒業時にバブルが崩壊し学校にくる求人も激減してる時期で
このままサラリーマンになっていいもんなのか悩んだ。
これから不況の時代に入るってことで手に職つけたいと思い親に
頭を下げて建築の専門学校に行かせてもらった。
高校入学時は外で印刷技術を勉強して家業をやると言っていたのに…。
ホント、親不孝ですわ。
その後専門学校を卒業して建築業界に入った。
最初の5年間はまぁ忙しい日々だった。3ヶ月くらい家に帰れないことは
当たり前にあったし休みは月に1回あればいい方だった。
何回も辞めようと考えたこともあった。
でもわがままを言って学校に行かせてもらったし、仕事自体はきつかったけど
嫌いにはならなかった。
30代に入ってすぐ国家資格もとり責任ある立場にもなってきてこれが一生やっていく仕事だなって確信してた。
じゃあ、なんで建築業を辞めていい歳こいて活版の世界に入ったのか。
長くなっちゃったんでつづく・・・
文章だけじゃあれなんで写真はっとこ(笑)