今回は、
【JALUX(hogan)】1/500 日本エアシステム A300B4-2C(JA8276)です。
東亜航空と日本国内航空が合併して東亜国内航空になったのですが、国際チャーター便や韓国や中国路線を運航する際に、「東亜」という名称が太平洋戦争時の「大東亜戦争」をイメージさせること、また国際定期便を運航する際にも、「国内」という名称が合わなくなるので、1988年4月に日本エアシステムに変更されました。
エアバスのコーポレートカラーの“レインボーカラー”は同じでしたが、略称の“JAS”のロゴが決まらず、垂直尾翼の“TDA”が消されてロゴ無しの状態になっていました。
DC‐10-30やMD87もロゴ無しの状態で導入されました。
A300B4-2Cは中距離型で、日本エアシステムでは8機が導入されました。
日本エアシステムでは、A300B2Kに続いてA300B4を追加発注しようとしましたが、既にA300-600の生産に移行していたため、1機を除いた7機は中古機です。
唯一の新造機であるJA8237は、リビア航空が経済制裁で導入できずにエアバスでストアされていた貨客転換型C4-200を改修した機体で、L1とL2のドア間のカーゴドア跡が特徴的でした。
このJA8276はシンガポール航空やハパグロイド などを経て導入された中古機です。
東亜国内航空が国際チャーター便をスタートした当時、社名変更のコストを抑えるために社名が一文字変えただけの東亜国際航空(TIA=TOA INTERNATIONAL AIRLINES)になるのでは?と言われていましたが、日本エアシステムに落ち着きました。
そんな日本エアシステムも15年後には、日本航空と経営統合をして、実質的に吸収されてしまいます。
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