禁酒186日目・禁ギャンブル128日目


こんばんは!ちみーです。本日はあさのあつこの小説「No.6」について書きたいと思います。お付き合い下さい。


完璧に管理された理想都市No.6。その中で生きる紫苑と嵐の日にやってきたネズミを中心とした物語。理想都市であるはずのNo.6に歪みを感じ、抗う二人の少年、幼馴染の紗布、母親の火藍、共に戦うイヌカシと力河、登場人物はみなディテールを作り込まれた魅力的な人物。

「他人に迷惑かけちゃいけませんて、ママから教育を受けたんだよ」→「じゃ、出ていくか?」→「それは、いやだな」→「矛盾してる」→「建て前と本音を使い分けろってパパから教わった」

ネズミと紫苑の好きな場面です😊😊


外伝もあり、そちらは紫苑とネズミのその後を描いた物語。No.6シリーズはこの本まで読んでこそだと思います。楊眠を追放し、理想国家に着手した紫苑もNo.6の元市長達と同じ途を歩むのか?紫苑の父が言うように「国家は国家。いずれは、支配体制を強め、人々を管理下におこうとする」のか?続きが気になりますが、誰も知らないので、あとは想像して下さいとのことなんでしょうね🤔🤔こちらも面白かったです!


初見の作家さんでしたが面白かった‼️他には「バッテリー」などが有名のようですね。機会があればそちらも読んで見たいと思います( ̄▽ ̄)