合格した!!


と喜びの声を身近にする季節となりました。


大学受験は今も昔も変わらずですね。


この時期、私立大学の合格発表が相次ぎます。


第一志望に合格する子、まだ結果がでずに、3月入試にかける子、チャレンジ受験で


本当に受かってしまう子など様々だ。


今日印象に残った子は、第一志望ではないけれど、滑り止めでもない、まあ受かったら行こうと思っていた


大学に受かった。


だから、これで受験も終わりと祝福の言葉をかけた。「良かったな」「これで後はもう遊べるな」


本人もまんざらでななさそう。家の事情で浪人は絶対に出来ないといっていた彼は、滑り止めで受けた


九州の大学にすでに受かっていた。「でも九州に行くのはちょっと、一人暮らしやし、ちょっと親に迷惑やな」


と言っていたので、「本当に良かったね」と声をかけた。彼も解放された感じだった。









「お前絶対もう一回受けろ」






「えっ?!   でも、受験料でもうすでに50万くらい親にお金使ってもらっているし、入学するのにも


100万くらいかかるからもう無理・・・。」




秋の推薦入試からなかなか合格できなかった彼は片っ端から受験していたので受験料もハンパな


額でなかったし、彼の志望は工学系の私立大学。


初年度納付金は軽く100万は超える。


みんな本人も含めてこれで終わりと思っていたところへその言葉が飛んできた。




「ほんまにその大学で100%納得か?」



と、追い討ち。



「ちょっとでも納得できないなら、受験料親にお願いして受けろ。そんなものは後でバイトでも何でも返せる。」




「よく考えてみろ、3月に受けるやつらはお前と同じや。」


「2月に受けて受からなかったやつや。」


「2月入試で受からんかったやつ同士での戦いやから2月入試より簡単やろ?」




「100%納得いってないなら、この先ずっと、あの時受けていたら、受かったかもしれないと思い続けるのがいいか、あと1ヶ月死ぬ気で頑張ってみるのがいいかどっちや?」


「・・・・・・」


「もしやるなら死ぬ気でやれ。そしたら結果がどうであれ、納得して大学生になれるし、この先の人生に大きな財産なるから。」



「絶対、やれよ。」










彼はその後ずっと浮かない顔して考えていた。


「本当にその大学で後悔しないのか。」


「もしかしたらあの時受けていたら、第一志望に受かったんじゃないか」


「そうずっとこの後思い続けるのだろうか。」


「お金のことはどうしようか、もう親に迷惑かけたくないけれど・・・」




色々な思いが巡っているに違いない。



もう二度とめぐることのない18歳の初春。


彼が思い悩みどう決論を出すか、見守って生きたいと思う。



すべての受験生にエールを。




「二度と巡ってくることのない18歳のこの季節、後悔のないように」


大学名はあくまで結果。


100%、全力を出し切ることが重要なんだと。


すべてを出し切って春を迎えてください。