営業とお客さんってお金の本当の話をしないですよね。

 

塗装屋に限らず建築業の場合お金の話はしないルールになっています。

ダメという訳ではないですが、暗黙の了解で話さないです。

なぜか?

 

少し前に中国の殺し屋さんが逮捕された話がニュースに出ていましたが、建築業と

まるかぶり!

笑ってしまうほどまるかぶりなので紹介します

 

ある人が殺しを3000万円で依頼しました。

 

 

依頼を受けた人は違う人に1,200万円で依頼しました。

 

 

その人は1100万円で違う人に依頼しました。

 

 

そしてその人は150万円で違う人に依頼しました。

 

 

そして最後に150万で請けた人は150万では殺しは

 

 

リスクが高すぎると思い、ターゲットに相談して殺すふりだけしました。

 

これを建築業者に置き換えてみます。

現実味を出すために1桁下げてみました。

 

お客さん  300万円 →   300万円で営業会社が受注

営業会社  300万円 →   120万円で1次下請けへ

1次下請け  120万円 →  110万円で2次下請けへ

2次下請け 110万円 →   15万円で3次下請けへ

3次下請け  15万円

 

結果

お客さんは300万円の工事を期待している。

施工業者は15万円分の工事しかできない。

 

全くこのとおりですw

金額までほぼあってます^^

コントですかっ!!!?ってくらい笑える話です。

 

 

 

簡単な説明を加えると

 

営業会社  300万円 →   120万円で1次下請けへ

 

180万円の利益

 

営業会社は通常60%くらいを経費+利益としてとりますのでこの金額はぴったり一致します。儲け過ぎてるような気もしますが、大きな会社で営業マンの給料や社長や専務や部長や課長や事務員や事務長や工事にな~~~んにも関係ない人の給料やボーナスや事務所の維持費や光熱費その他の経費を考えると、妥当なのです。それを知らずに払っているお客さんはかわいそうなのですが、

 

営業会社  120万円 →   110万円で1次下請けへ

 

10万円の利益

 

これはもう優良会社です。8%くらいしかとってません。請けてみたもののうちではできないので知り合いの同業者にはぼ丸投げ。掛かった経費とか電話代とか手間賃だけ少しもらいましたってくらいです。優良企業です。全く儲かっていません。

 

1次下請け 110万円 →   15万円で2次下請けへ

 

95万円の利益

 

これは悪徳ですね~。86%も抜いてます。しかしこのような業者も結構実在しますよ~

 

2次下請け  15万円

 

 

まともな仕事ができる金額じゃないですよね。

 

 

 

 

 

 

地味ですがまじめな塗装屋  加藤建装株式会社

 

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