現場がすべて | 加藤掌心オフィシャルブログ「迷ったら、歩きながら考える。」Powered by Ameba

現場がすべて

しばらくサボってました。

一月がちょうど終わって二月、2、3日経ってから、

どうも、体が重くてしょうがなくってですね。

まあ、一年のうち、そんな時もあるな。

なんて考えていたら、確か去年もそうだったと気づきました。

 

多分、低気圧のせいです。

 

そういうことにしといてください。

 

とはいえ、おかげさまでの展示。

 

今回はコロナ禍ということもあり、

私たち作家はいろんな手続きを用いて、

活動継続の方法を模索しています。

 

すっかり制作の環境も、発表の手法も今までと同じようには参らず、

しかし、それでも楽しんでいただくためにはどうしたらいいか。

と考えると、煮詰まって魂が抜け出てしまうので、

自分がどう表現すれば楽しめるか。

今回は、ここに初めて焦点を絞っています。

 

[タイトル] 狂気

憚(はばか:トイレのこと)りとセットで、
ようやく作品として完成させてみたかったのです。


[タイトル] お茶をどうぞ

 

今回展示のお店は、昨年の十一月にオープンしたばかりのお店です。
2店舗目の展開となり、一貫して、「煙と珈琲」をテーマにしており、

ヒュミドールも設置されていて葉巻も楽しめます。
このお店は、チョコレートも製造していることから、

甘い香りと、煙と、コーヒーと。
すべてが時間を漂うイメージがあったので、

このような書風になったのだと思います。


喫茶去(きっさこ)と書いてあり、
「茶ぁしばいたら、去ね。」
が直訳で元の意味ですが、これには深い意味と背景があり、

茶道の席でよく見る掛け軸に使われる言葉(墨蹟)の一つです。


ちなみに、本店の喫茶去はこちら。



もう、煙草と珈琲豆の焙煎時の煙を本紙がおもいっきり吸い込んで、

いい感じになっています。

 

時が経つにつれ仕上がってゆく、一作となりました。

つづく。


こちらのお店は、

札幌市中央区南4条西2丁目8-9 リディアビル2階

Coffee&chocolate Marley 東店
です。
15:00〜3:00(LO 2:15くらい) の営業です。