数学はステップアップする。
1を学び、応用して2を学ぶ。
ダンスは繰り返す。
1を学び、もっと深く1を学ぶ。
もちろん応用もある。
しかし、繰り返しの重要度が数学よりずっと高い。
基礎のハードルが高いとも言える。
PDCAサイクルがうまく回れば良いが、何十年繰り返しても上達しない人もいる。
プラン、ドゥ、チェック、アクト。
計画、実行、確認、変更。
話は飛ぶがドゥはでdhu(インチキ音声記号)だ。
オゥはou
コゥはkou
ソゥはsou
トゥはthu←こいつは解せない
トゥとドゥだけ発音の法則が違うのだ。
こいつのせいで、トウシューズをトゥシューズと読む人が後を立たない。
話を戻して、繰り返しが報われるダンスの練習をしたい。
なぜ、報われないかというと、実行が楽しいから、計画や確認はどうでも良くなるというのもあるかもしれない。
ただ、素振り1000回のような根性論な練習も効果がある。下手な計画や確認よりずっと。
でも、素振りみたいな基礎よりもっと派手な応用が楽しくて、応用1000回を目指してやれば、基礎は疎かになり、上達しなくなる。
でも、どれが基礎かなんてことに共通した意見がないのだ。
ウォークが基礎なのは、社交ダンス的には共通と言っても良いが、ホールドになると、流派で違いが大きく何とも言えなくなり、それ以外は本当に教える人次第に思う。思うけど、それは良くないと思う。
しかも、ウォークなんかは運動技術的基礎だが、身体感覚だったり、表現力だったり、音楽性だったり、パートナースキルとかになってくると、人によって違う。違いすぎる。そして、軽く見られがちで、表現力の練習を毎日してる人なんかはそういない。
でも、その辺は大事だと思う。
今の所、私はその5分野でソーシャルダンスを見ている。
運動技術、身体感覚、表現、音楽、パートナースキル。
1番の基礎としてはそれぞれ、こんなものだと思っている。
運動技術→ウォーク
身体感覚→自分の身体を触る
表現→アイコンタクト
音楽→音を聞き体でリズムをとる
パートナースキル→人の体を触る
書いてみたが、これから毎日やっていこうと思った。思ったが、やっていく自信はない。
だって、それをやって、上手くいく保証もないのだもの。
繰り返したら必ず上手くなる基礎練があれば良いのだが。
それを保証してくれる信頼できる人がいれば良いのだが。