問題はこちら
忙しさにかまけて解説が遅くなってスミマセン
算数は数学と違って、具体的なものの大きさを考える教科ですから、何でも「わからないものを□において式を立てる」という数学的な解き方ばかりを勉強していると、こういう問題で苦しむことになります。
もう一度問題を見てみましょう。
速さが毎秒12m,長さが60mのA電車と,長さ320mの鉄橋を25秒で渡りきり,前方からくるA電車とすれ違うのに5秒かかるB電車があります。 このB電車の速さは,毎秒何mですか。
AとBがすれ違うことを考えると、
AとBの長さの和を、AとBの速さの和で5秒かかって通過することになります。(通過算の基本)
ここでAの速さは毎秒12mですから、5秒で12×5=60m、つまりAはちょうどAの長さの分だけ走って通過することになります。
つまり、Bも5秒で自分の長さの分を走って通過するということです。
Bは320mの鉄橋を25秒で通過しますが、この25秒のうち自分の長さ分を走るのに5秒かかるということですから、
320mの鉄橋部分は25-5=20秒で通過します。
よってBの速さは320÷20=毎秒16mです。
この数字だからですが、秒〇問題です
皆さん、正しく解けましたか
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加藤理数学院は、東京都小金井市にある個別指導塾です。
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