秋晴れの連休にはそぐわない楽しくない記事です
触診、視診で異常はありません。と言われたゆで。
骨盤の開きもないし、メス化の兆候はないので、腫瘍にはなっていないです
…と、はっきりと。
でも、6月に撮ったきりだったレントゲンを撮ってほしいとお願いしました
数が月ごとにレントゲンで確認しましょう、と言われていたのがちょうど今頃の予定でした
お薬が効いていれば、肥大した精巣が少しでも小さくなっているはず。
お出掛けもたくさんして、発情を抑える努力もしてきた
そもそも、ゆでは発情もひどくない
レントゲンを撮ったときはたまたま何かの弾みで発情スイッチが入ってただけなんじゃないか
なんてことを思いながら、待ちました
結果
「やはり、うっすらとお腹に脂肪がついてますね」と先生。
この辺です。と見せてくれました
あ…
「精巣の方は…」と、図ってくれました
「う~~~ん」
え❓️
…残念ながら、小さくなってはいませんでした
むしろ、0.1ミリですが、大きくなっていると…😰
そして…
「メス化はしていないのですが」
「でも、限りなくレッドに近いイエローカードです」
そして…更にショックだったのは
「もし、腫瘍になった場合は手術を希望しますか?」
と、初めて、聞かれました
今までは、「精巣腫瘍ではない」ことが前提の診察でした。
「発情のため肥大してしまった精巣を小さくすること」
そのための。
でも…
余命宣告を受けたような気がしました
一応、質問しました
手術を受けることのメリットとデメリットは?
誰がどこで手術をするのか?
答えはわかってはいましたが。
成功率は6割
手術ができる先生は関東で(日本でも?)一人だけ
そして、以前。鳥友さんから聞いていた話をされました
初期の段階で手術をする方が、病状が進行してからするよりもリスクはずっと低くなる
つまり、このあともし、腫瘍になってしまってから受けるより、まだそうではない今のうちに手術を受ければ、成功率は6割よりずっと高くなる。と…
理屈はわかるけど…
リスクがなくなるわけではない。
元気に生活してる子に手術を受けて、もしかしたら、その最中に命を落としてしまうかもしれない。
でも、放っておいて、進行してからだと、リスクはどんどん高くなる
この究極の選択に、鳥友さんが悩んでいました
彼女がどう結論したのか、その後、聞いてはないのですが、今のところ、手術を受けてはいません
「今の時点では、手術は考えていません」
そう答えました
頭ではわかっているつもりでも
知識や常識として知ってはいても
今まで私は、いつかは必ず、ゆでと別れる日が来ることを、どうしても考えることができませんでした
一緒に生きることしか、思えなかった
先生のお話に、初めて
いつか、この子が私のそばからいなくなってしまう日が来るんだと
お誕生日も、クリスマスも、お正月もお花見も、
また来年ね、がないかも知れないこと
プチバードランや、電車での遠出も、
朝のおはようのちゅっ❤️も
「トンして」で乗ってくれる体重測定も
私を見つめる瞳も、あったかいアンヨも、追いかけて飛んでくる時の羽音も
ご機嫌なきれいなきれいなさえすりや
美味しそうにウマウマを食べてる嬉しそうなお顔や
眠いときの…
数限りない、当たり前の日常が、プツリと途絶えてしまう日
今はまだ予備軍←と信じている
でも。来年の今日は、ゆでがいないかもしれない
初めて…
本当に初めて…
その事を考えました
正直、動揺しています
でもなぜか…
今までの私のようには落ち込んではいません
できることはなんなのか
答えも、進む方向も見つかっていませんが、
命に限りがあるのは、病気の子もそうでない子も同じ
ヒトも同じ
ゆでは、日常の中で忘れがちになってた大切なことを思い出させてくれたんだと思います
まだ5歳
今は病気でもなく。
ただのゆでぶぅ🐽(笑)
健康で元気でいてもらわなくてはなりません
まだまだ一緒にいてもらわなくてはなりません
だから、ゆでが、病気になることを前提にもしたくないし、覚悟も、しません
でも、
1日1日を
一瞬一瞬を
大切に大切にすることは
残った時間が短いとか、まだまだまだまだ先だとか
そんなこととは無関係に
とっても大事なこと
大きく息を吸って…
心を澄ませて…
ゆでにとってのしあわせって何なのか
ゆでと一緒に探していきたいと思っています
大好きなゆで
ずっと一緒ね