今回は関数のお話です。
importrange関数とは
そもそも、importrange関数とは、他のスプレッドシートのデータをリアルタイムで参照できる関数です。
構文としては以下の通りです。
=IMPORTRANGE(“スプレッドシートのURL(もしくはID)”,“シート名!範囲”)
となります。
実際には以下の感じで使います。
まず、参照したいスプレッドシートのURLがこうだとします。
https://docs.google.com/spreadsheets/r/fasdh335gkads882w2LBPhcY2j5Xlboi-k/edit#gid=11111111
これをこのまま貼ってもいいし、
=IMPORTRANGE(“https://docs.google.com/spreadsheets/r/fasdh335gkads882w2LBPhcY2j5Xlboi-k/edit#gid=11111111”,“シート1!A:D”)
IDと呼ばれる部分だけ貼ってもOKです。
=IMPORTRANGE(“fasdh335gkads882w2LBPhcY2j5Xlboi-k”,“シート1!A:D”)
最初の一回だけ、アクセス許可というものが必要で、数式を入力したセルを選択すると、
ポップアップ的なのが出るので、アクセス許可をクリックしてください。
すると参照先のデータが表示されたかと思います。
もし許可ができない場合は、下記の原因が考えられます。
・編集権限がない
・参照先の編集権限がない
・スマホで見ている(PCからでしか許可できない仕様です…)
・参照範囲と被るセルに何か値が入っている
(数式を入力したセルを見るとA31の値を上書きするため~~みたいなポップアップ出るので、それを見て該当のセルの値を削除してください。)
注意する仕様1…参照できるセル数1000万まで
参照するセルは1000万セルまでとなっているようです。
ビックデータは扱えないですね…
ただ、
={(IMPORTRANGE("ID", "シート1!A:D")),(IMPORTRANGE("ID", "シート1!E:G"))}
というように結合すればいけるみたいです。
注意する仕様2…600回までしか参照できない
これは情報なくて大変でした…
例えば、マスタ管理とかしてるスプレッドシートを、たくさんのスプレッドシートで参照しているとします。
その場合、600回までしか参照されることができないようです。
僕の場合、毎日スプレッドシートをコピーしていて、マスタをimportrangeしているのですが、
2年経たないくらいで参照できなくなった経緯があります…
Googleに問い合わせた時、上記のように言っていました。
その際はマスタのスプレッドシートを新しくコピーすればIDも変わりますので、
importrange側の参照IDも変更すれば解決できます。
まあ、なんにせよimportrange関数は便利ですので、活用してみてください!
↓役に立った場合は下記クリックしていただけると助かります!!