先程 


実家から帰宅 






実母が 夜に 救急車で運ばれたと姉から電話があり


搬送先の病院に 行ってきた





母は 認知症(前頭葉側頭部萎縮)で 今では症状が進み


会話もできないし(言葉がでなくなった) 行動障害も出てきたし


嚥下するのも ちょっと手こずるようになってきた



姉と 食事の内容を とろとろ食にすべきかどうか 最近話題にしていた




今夜 救急車を呼ぶことになったのは 誤飲



のどに 食べていたものを詰まらせてしまった




幸い 搬送先の病院で診てもらった結果


肺や 胸部に異常がなし 


血圧や心音も 安定したということで 帰宅する事ができた




誤飲されると かなり 慌てるし 焦るし 


顔色が どんどん無くなっていく様子を見て 姉もどれだけ大変だったか








救急車が 搬送先の病院を 確保するのに45分かかったそうだ



実家の すぐ裏手には 


地域の救急医療の要となります と 鳴り物入りでできた 日赤がある



市立病院 救急病院 あわせて4箇所 


搬送拒否


やっと 市内の 昔からの開業医さんが 受け入れてくれた




救急車がきてから ある程度落ち着いたからなのか 理由ははっきりしないが


認知症の患者 ということがネックにもなったらしい


救急隊員の電話のやりとりから それが伝わってきた



ひっきりなしに 日赤にくる 救急車のサイレンが 聞こえない日は無い




どれくらいの人が 受け入れ拒否されたのだろう



私が 数年前 交通事故で運ばれた時


外傷が無いからと それだけの理由で 意識不明だったのに


救急室に 4時間放置されていた


あの頃の 体質がそのまま残っているのだろうか




妊婦さんが たらい回しにされて 亡くなる世の中


子供を大事に 大切にしましょうと 


そういいながら


産まれ来るべき 命を ないがしろにする




なんのための 救急医療なのだろう







母を診てくださった開業医さんは


親子代々の方で 先代が一人で24時間 患者を受け入れていた


お母さんが 電話番をしていて


夜間や 緊急で電話をよこす患者さんは 不安でいっぱいなのだから


有無を言わず すぐに診てあげなさい


疲れたと言っても あなたは健康なのだから


患者さんの前で 疲れたそぶりはしない事


夜の電話は ベルが一回なったらすぐに取ること



テレビドラマで見るような 古い建物の病院で


それこそ ドラマの医者を 地でいくところだった




個人で 努力しているお医者さんもいると言うのに




最新設備を バンバン導入している大病院が なにをしているのだろう